まだ試合会場は決まっていませんが、今年のG1CLIMAXでは内藤哲也と鷹木信悟、EVILとSANADAのロスインゴ対決が行われることになります。
一枚岩のようなロスインゴとロスインゴファンですが、ロスインゴ対決となった時に「どっちも頑張れ～」となるのでしょうか？
もちろん心の中では「試合を楽しむ」「ロスインゴの世界を楽しむ」と思ってその試合を見ると思いますが、ロスインゴのメンバー全員を均等に同じだけ好きといえるような人は中々いないと思います。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで鷹木信悟を応援していたロスインゴファンも、内藤と鷹木が対峙したら内藤を応援しているかもしれませんし、EVILとSANADAに関してもこのタッグチームのファンもどちらかのご贔屓を応援すると思うのです。
もしかすると試合中に「押されている方を応援する」ということで内藤コールも鷹木コールもするファンがいるかもしれませんが、実際問題としてプロレス会場で対戦している相手を交互に応援するなんてことはそう簡単ではありません（笑）
いや、スポーツ全般で言えることですよね。勝ち負けが決まる勝負事で両方交互に応援するという考え方というのは応援としても成立せんから。
支持率急上昇の鷹木信悟かカリスマ内藤哲也か。
内藤哲也と鷹木信悟、試合開始のゴングがなった時にどちらの歓声が上回るのか？これは想像が難しいですね。
ロスインゴのファンは内藤哲也寄りの方が多いのかもしれませんが、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで完全にファンの心を掴んだ鷹木信悟ですからロスインゴファンを除いた新日本プロレスファンからの声援はこちらの方が多いかもしれません。
もちろんこの二人の公式戦が終盤戦であったりして、この二人の勝敗によって他の選手に影響があるような状況であればそれによって声援も変わってくると思いますが、どうなるのか？と想像するだけでも楽しみですね。
恐らく内藤哲也の方が声援の大きさを気にするのではないかと思いますが、ここで人気が逆転＆結果も敗北となると内藤もタイチを煽っている場合ではないという状況になることも考えられます。
試合は鷹木信悟の猛攻撃を耐える内藤という構図になりそうですが、どちらが心を鬼にして攻めきれるかが鍵となりそうですね。
シングルプレイヤーとして輝いてきたSANADAと絶不調のEVIL
僕としては今年もEVIL推しでいきたいと思っているわけですが、EVILがNEVER王者の実績があるとは言ってもここ半年での実績としてはSANADAが上に行っているというのが現実です。
それに加えて真田聖也成分が出てきたというか見た目にも華が出ましたしコメントもするようになっていることで、支持率としてはSANADAの方が高いかもしれません。
ただ、このキズナロードからすでにG1を意識してロスインゴメンバーとのグータッチを拒否したEVILの覚悟には期待したいです。
後藤洋央紀と同じで「このユニットにいることで自分は伸びているのか？」という状態への疑問もあるのかもしれません。
比較的ロスインゴではEVILが損な役回りをしているということもありますから、ここはロスインゴとの決裂とまではいかなくても「完全なる個人闘争」に切り替えて挑んでほしいです。
ロスインゴとしては4人参加するわけですから、誰かしらが優勝決定戦まで行けないと人気だけのユニットと言われてしまうかもしれませんので試練のG1となります。
またロスインゴファンとしても選択を試される試合が２つあるということも含めて楽しみな夏になりますね。
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