内藤哲也がインターコンチネンタル王座に返り咲くも飯伏幸太の怪我が心配

内藤哲也と飯伏幸太、このワンマッチだけノーピープルで開催してもとてつもない試合をするであろう2人ですが、この試合の1つ前のドラゴン・リーとウィル・オスプレイの試合がとてつもなく派手で過激で危険なものだったので「これは影響されてしまうのでは・・・」と心配になりました。

G1、ニュージャパンカップ、マディソンスクエアガーデン、そしてこの大阪城ホールと同じカードが続いているので、どうしても前の試合を超えるような試合という意識が働くのでしょう。
内藤哲也と飯伏幸太の試合と言えば華麗さの中にある危険や狂気が魅力ですが、1試合ごとに狂気の方が前に出てきているように感じるのです。

もちろんプロレスは危険で当然なものなので、怪我はしてほしくないがファンが「危ないことはやめてくれ」なんて言ったらレスラーに失礼という考え方について僕は変わりませんし、本人たちが試合という作品をどう作るかはファンが決めることではないと思います。

それにそういう声が多くなると本人たちは反発してより危険になるでしょう(大阪城ホールに向けての内藤哲也選手のインタビューを見ればファンのそういう声に対してかなり苛ついているように見えました)

今回はそういう声を黙らせたいという思いも見えてくるような試合だったように思います。

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エプロンでのジャーマンは何が正解だったのだろう?飯伏幸太の目が異常に腫れ上がる激闘。

激しい試合の中で最も息を呑んだシーンは内藤哲也が飯伏幸太に対してエプロンではなったジャーマンスープレックスでした。
以前、オスプレイとマーティースカルの試合であったエプロンでのスパニッシュフライを失敗してオスプレイがエプロンサイドの最も硬い場所に頭から落ちて大流血したシーンを思い出させるように、飯伏幸太が脳天と顔面の中間あたりを激しく打ち付けてしまい、見ているファンが飯伏幸太の命の危険を感じるような衝撃のシーンです。

ところで、いわゆる断崖式ジャーマンスープレックスと言えるこの技ですが正解は何だっただろう?と今も考えています。
綺麗にエプロンに投げるのが正解だったのか?いや、でも最初から内藤も飯伏も斜め外(場外)を意識していました。
それであれば場外に投げて半回転して胸側から落ちるのが正解だったのか?でも、それにしては二人が見ている方向や体の動きがそこまで外ではありませんでした。

もしかして、今回見た危険なシーンが正解・・・?

流石に下手すれば一発で生き死にの大怪我ですからそれはないのかもしれません。
ただ今のこの二人ならやりかねないなとも思いますし、どうなんでしょうね。

さて、このシーンなのか内藤哲也の頭突きが顔面に入ったからなのかわかりませんが、飯伏幸太の目の上が驚くほど腫れ上がってしまいました。
見た感じだと折れているのではないかと思うぐらい酷い状態になっていましたが・・・この怪我の容態についてはまだ情報がありません。

飯伏選手はTwitterを更新しましたが、怪我については書いておりませんのでもしかしたら大怪我ではないのかなという希望も持てますが、G1直前ということもありますので一刻も早く怪我についての情報が欲しいですね。

内藤哲也、IWGPとICの両方を保持するという目標まであと1本

飯伏幸太への連敗にようやく勝利で区切りをつけることができた内藤哲也。
今回はインターコンチネンタルのベルトを投げ捨てることなくしっかりと、いや、やや雑にでしたが持ち帰りました。

内藤哲也の目標はIWGPとICの保持ですから当然目標へはあと1本、IWGPを手にするのみとなりますが・・・ここから先が相当難しいことは間違いありません。

G1で優勝して挑戦権利を得ることがこれからの内藤哲也の目標となりますが、現時点でモクスリー・鷹木信悟・オスプレイ・クリスジェリコまでもがG1参戦表明をしているわけですから、今年のG1優勝なんて通常のG1を3回優勝するぐらいの難度だと思いますからね(笑)

個人的には東京ドームで内藤哲也が伝説を作る光景が見てみたいのですが・・・現実的には叶わぬ夢で終わる可能性の方が高いような気がしてきました。

ところで、新日本プロレスワールドは国内で伸びているのか?

さて、飯伏幸太の怪我の容態について調べていたときに違和感を感じました。
というのは「飯伏幸太 怪我」でSNSを調べてもあまり出てこないんですよね・・・
飯伏選手関連のツイートだと「また頑張ってください!」「感動しました!」「G1優勝してください!」というものが多く、あのド派手な怪我について心配の声が含まれてないものが多いのはどうも不自然ではないか?と。

そこで新日本プロレス公式スマホサイトを見てみると、あの断崖式ジャーマンスープレックスは当然エプロンサイドに激突する直前の写真でしたし、飯伏幸太の目が腫れ上がっている写真は1枚もありませんでした。
試合経過の文章の中にもそれらしいことが書いてないとことを確認して思ったのが「新日本プロレスワールドって本当に国内で伸びているのか?」と。

意外と新日本プロレスワールドを見ずに結果だけを見て感想を述べている人が多い可能性もあるのではないかと。

あんな顔面で試合を終えた姿を見たら、試合や結果に対してどんな感想を持ったとしてもあの怪我への心配がワンセットにならないわけがないですからねぇ・・・

そう考えると国内が頭打ちだから海外での視聴者数を伸ばそうという方に振り切ったようなマッチメイクにも納得がいくんですよね・・・


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