オスプレイの決断『新日本に恩返しができる時が来たと思っている』

見たこともない試合を全世界に届けたオスプレイと鷹木信悟。
これから10年20年と語り継がれる試合となるでしょうし、オスプレイが言うように東京ドームのメインがジュニアタイトルマッチになるなんてことは『当たり前に起こるだろう』ということを見せつけてくれました。

そんな試合後のオスプレイは最近名乗っている自身の異名「ドラゴン・スレイヤー」について語っていますが、まず1匹目のドラゴンである鷹木は倒しました。
そして大阪城ホールで2匹目の竜でありIWGPジュニアのベルトを持つドラゴンリーへの挑戦表明をしました。

竜王に立ち向かう勇者という感じとなりますが、この試合も実現すれば相当凄いことになるでしょう。
オスプレイにすれば鷹木との激闘から数日での試合は不利ではありますが、もうそんなことは関係のない次元にいるのかもしれません。

これで大阪城ホールはすでに決まっている3大タイトルマッチに加えてこのカードが加わった場合に、ヘビーのタイトル戦となる6選手へのプレッシャーも尋常じゃないでしょうね。

特に飯伏と内藤は短期間で3回目というだけでもハードルが高いですし、やりすぎるところまでやってしまいそうな嫌な予感もしますが...まぁでもそんな心配をファンにされてもプロレスラーはムカつくだけでしょうね(笑)

「心身を捧げる覚悟で日本に引っ越してくることにした」に感涙

そんな試合後にはヒロムがいないことへの寂しさなども語るオスプレイでしたが、日本への引っ越しを決断した理由を聞いて僕は久々に涙しました。

今、プロレスラーとしてのウィル・オスプレイを必要としてくれているのは、イギリスではなく日本なんだ。新日本プロレスは特に、ケニーがいなくなり、Cody、ヤングバックス、リコシェ、KUSHIDAと、トップどころの選手たちがたくさんいなくなった。ここは、俺が必要とされているのではないかと思う。俺は脳みそは空っぽだけど、心は大きいんだよ。その心を持って、俺の体を使って新日本に恩返しができる時が来たと思っている

新日本プロレスへの恩返し、、、もうすでに新日本プロレスが恩を返すぐらいの状態ぐらいまで貢献していると思いますが、オスプレイからすれば田舎から新日本プロレスにつれてきてもらって一気にスターになったことへの感謝が強いのでしょう。

正直最初に参戦した時は「こんな体で大丈夫かよ」と思いましたけど、そこから1試合毎にファンの心をわしづかみにしていって今では新日本プロレスに必要不可欠な選手になりましたからね。

でもそれはオスプレイの実力があってこそなのですが、それでもキッカケは新日本プロレスに他ならないということなのでしょう。

ケニー、Cody、ヤングバックス、リコシェ、KUSHIDAという名前が出てきましたが、まぁ今のこの状態を考えれば彼らが新日本プロレスから出ていったことでオスプレイが日本に引っ越しで全てを新日本プロレスに注いでくれるなら彼らが出て行ってくれたことも新日本プロレスのプラスになったとも言えるのかもしれません。

新日本プロレスへの愛を語りながら出ていく人と、新日本プロレスの愛を語りながら新日本プロレスに来る人と、どちらが大切かなんて言うまでもありませんけどね。

そんなオスプレイですが、とんでもないことを語ってもいました。
イギリスでは、すれ違う人たちが変なヤツばっかりなんだよ。日本ではそんな人に会ったことがない」

大爆笑しましたけど、オスプレイ炎上しませんよね?(汗)


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