BUSHIがYOHにリベンジ達成するも「ジュニアタッグの借りはジュニアタッグで返す」と宣言の不安

個人的に楽しみだったBUSHIとYOHの公式戦。
というのもタッグタイトルマッチからの流れを考えれば、YOHがBUSHIを倒して防衛したという事実があるわけですからBUSHIにとってはどうしても勝利したい試合となるということもありますし、この試合の結果が今後のジュニアタッグのターニングポイントになると思ったからです。

仮にYOHが勝利すればBUSHIは完全に発言権を失いますから、例えばG1シーズンに海外遠征をしてパワーアップして戻ってくるなどのケースもあると思いました。
しかしBUSHIが勝利すれば別ブロックで鷹木がSHOに勝利しているだけに、完全に「SHO・YOH対BUSHI・鷹木の再戦」という道筋が見えてきますからね。

しかしそれは1つの不安を生みます。

なんということでしょう。鷹木信悟の優勝に暗雲をもたらすエムエックス?

それは、例えばヒロムが近日戻ってくるなら鷹木ではなくヒロムと組むという形にすることもできますが、そうでないのであれば『BUSHIがYOHに勝利すると鷹木はベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを優勝できない説』に直結するような気がするからです。

また、現実問題としてSHOとYOHもBUSHIもリーグ突破の可能性がかなり薄い状態であることに加えて、来月の大阪城ホールでジュニアタッグタイトルマッチが組まれると想定すると『BUSHIがそのカードにかかわらない』可能性もありますが、BUSHIが関わるのであればパートナーはヒロムか鷹木信悟しかおらず、ヒロムだとしても復帰早々過ぎるので現実的ではないとすれば鷹木しかパートナーはいません。

ということは・・・と考えてしまいますよね(汗)

って、ロスインゴはこの手のケースが多いです。
「内藤には勝ってほしいけど勝てばIWGPが遠ざかる」とか「EVILとSANADAに防衛してほしいけど防衛するとシングル路線から遠ざかる」とか、何か偏ってロスインゴにこういうことが多いような気がしませんか(笑)

もちろん必ずしもこの妄想が現実になるわけではありませんし、SHO・YOHと石森太・エルファンタズモとかでもいいと思うのですけど、自分の中では「エムエックスが決まった時点で鷹木の優勝はない・・・」なんて思いながら見ていたので、少し複雑でした。

ただ、そんなことは抜きにして試合は良かったですね!見ていて熱くなりました。
YOHが段々と新日本プロレスの明るいエースの系譜を感じさせる動きと雰囲気になってきていますし、BUSHIはBUSHIでコンディションが上がってきたのが動きのキレがベスト・オブ・ザ・スーパージュニア序盤より増してきています。

これから先は勝てる可能性が高い相手ばかりなので、3連敗からある程度上位へ行くというBUSHIのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの法則は今年も健在なのかもしれません。


プロレスランキング
リンク

Twitter