個人的にこのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアが始まる数日前まではエル・デスペラード本命!対抗マーティースカル!という感じで、まぁ単純に好きだからということで応援準備を万全にしていたわけです。
それがエルデスペラードは葛西純との激闘で顎を負傷して欠場し、いざベスト・オブ・ザ・スーパージュニアが開幕したらマーティースカルがあまり元気がなく現時点で2勝3敗ですから、これほどの実力者なのに「脱落ほぼ確定」状態。
一時期はKUSHIDA・オスプレイ・ヒロム・マーティースカルでジュニア4強という感じでしたが、今はもうドラゴンリー・石森・鷹木・エルファンタズモ・オスプレイの5強時代なのでしょうか?
いや、しかし...
マーティースカルほどの選手がベスト・オブ・ザ・スーパージュニアにエントリーして開幕5戦で終了状態なんて、何をしに来たんだ?という話です。
ということは、マーティースカルの真の目的はベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの優勝ではないのではないかと思うのです。
マーティースカルの目的はヴィラン・エンタープライゼス4人目のメンバー探し
AEWにいかずにROHに残ったマーティースカルが取った行動はヴィラン・エンタープライゼスというユニット結成でした。
メンバーは現在マーティースカル、そして現在参戦中で内藤哲也との戦いが期待されるブロディキング、そしてPCOの3名です。
このヴィラン・エンタープライゼスの4人目のメンバーを探しているということは開幕戦からコメントとして出ていました。
まずジョナサングレシャムに対しては「4番目の男とジョナサングレシャムじゃない、リストから消す」ということで勝手に不合格にしていました(笑)
翌日には石森に対して「お前を4人目にしてやってもいいぞ」と語り「俺たちは4人目のメンバーを探している」と話しました。
その翌日に石森に負けた時には特に言及はありませんでした。
山形大会ではタイガーマスクに対して落選だと言い残していますが、後楽園ホールでの鷹木信悟戦に敗れた後のコメントはやや意味深で「今日この結果を受けて、オマエは俺の尊敬を勝ち取った。俺はオマエのことをリスペクトするよ。今日言いたいのはそれだけだ」とある意味「合格」のようなコメントを残しています。
その翌日のSHO戦に敗れた後には「俺のリストの中からお前の名前は外した。お前はもういい。」と勝利したSHOに対しては一方的に落選を宣言しているということから、鷹木信悟に対してのリアクションだけかなり違うということは明確です。
またこの時には「俺たちヴィラン・エンタープライゼスにはまだ他にもメンバーがいるんだ。」と話していますが、これは4人目のメンバーではなくPCOもいるんだぞということではないかと感じました。
さて、じゃあ鷹木信悟が怪しいのか?ということになりますが、基本的にROHで試合をしているユニットが日本でメンバーを探して加入させたとしても通常シリーズでは1人ぼっちになりますので、これはありえないのかなとは思いました。
また残りの対戦相手を見ても...ドラゴンリーはもしかしたらというぐらいで他に目ぼしい選手は存在していません。
それでは4人目のメンバーとは誰なのでしょうか?
ジュース・ロビンソンの4番目の相手がヴィランエンタープライゼスの4番目のメンバーとなるのか?
さて、このベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの最中にも毎回流れるジュースロビンソンを挑発する「お前は終わりだビデオ」ですが(笑)
まぁこの映像に関しては「ダサい」という印象があったのでそれを素直に書いている私なのですが、これだけ連日毎日見せられると何だか癖になってきたことも事実です。
この予告の日は6月5日なので両国国技館大会の日であり、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの優勝決定戦の日ですからまだ確実にマーティースカルとブロディキングは存在しているでしょう。
棚橋選手がポッドキャストで「これでブロディキングなら面白い。いたの!?って(笑)」と話していましたが、まぁそれはそれで面白いですけど違うでしょう(笑)
ただ、ヴィランエンタープライゼス絡みの可能性は十分にあると思うのです。
ジュース・ロビンソンの4番目の相手というワード、そしてマーティースカルが言うヴィランエンタープライゼスの4番目の仲間という「4」の繋がりがどうにも気になるんですよね。
デビッド・フィンレー説もありますが、まぁ雰囲気的に合いますし派手な復帰になるという部分は歓迎できます。
ただ、ジュースとのタッグマッチで怪我をしてジュースに迷惑をかけた上にニュージャパンカップに穴をあけておいていきなり「お前は終わりだ」とか言って出てきたら「ハァ?」って思うファンも多いじゃないですか(笑)
もちろん「怪我で欠場になるし、ここらでフィンレーを格上げするために予告Vを作るか!!」と決めたのかもしれませんが、それにしても怪我からその映像が出るまでの期間が短すぎる気もしますし、マーティースカル達が帰国したらフィンレーが一人ぼっちになるので・・・これは難しいのではないかと。
中々予想の結論が出ませんが、マーティースカルが「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでは4人目のメンバーは見つからなかった、しかし・・・」という感じで出てくるのではないか?という予想をしておきます!
ジュース・ロビンソンもROHでライフブラッドというユニットを作りましたし(フィンレーも)ここからマーティースカルがヴィランエンタープライゼスのメンバーを4人にしてROHに持ち帰ることを考えればジュース・ロビンソンの相手がマーティースカル側の人間である方が今後の流れがスムーズになりますからね。
そして、そのライフブラッドのメンバーにはバンディードもいます。
そのバンディードとマーティースカルの直接対決は別ブロックなのでありませんが、ジュースVSヴィランエンタープライゼス+4人目という構図になった時に加勢できるバンディードが参戦しているということも臭うポイントでもありますね。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア終盤戦ではジュース・ロビンソンとマーティースカルがタッグマッチで激突しますので、この時点からライフブラッドVSヴィランエンタープライゼスの構図が始まり、両国国技館で大きな進展が起こり、そしてROHに持ち帰ることができて、なおかつヴィランエンタープライゼスが帰国した時に新日本プロレスの中で浮いてしまわない選手が登場するのか?と予想していますが、それが誰かはさっぱり思いつきません(笑)
1つ希望としてはヴィランエンタープライゼスがROHを制圧するために、またロスインゴが新日本プロレスを制圧するために越境同名でも組めば面白いのになぁなんて思いました。
今の新日本プロレスはユニットが多いのに「どのユニットがこのリングでトップになるのか!」という意思が見えるのはBULLET CLUBだけです。
鈴木軍すらそういうノリではなくなりましたし、本隊とCHAOSも合併している上に「新日本プロレスを守る!」的な雰囲気でもありません。
ロスインゴに関しては「俺たちの俺たちによる俺たちのプロレス」を貫くのもいいですけど、目的がそれだと目標がありませんからそのうちテーマ無きユニットなりかねないですからね。
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