ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアのシリーズにヘビー級選手は出場するべきか否か

珍しく日記でファンの声に反論をした内藤選手。
※新日本プロレス公式スマホサイト

内容としては東スポで語ったベスト・オブ・ザ・スーパージュニア中にヘビー級が出場しない問題についてです。
特にシングル王者が出場していない問題についてなのですが、ファンから「お前も出るな」とかそういう声があったことについての反論内容でした。

僕個人的には、これは内藤選手が正しいのかなと思います。
ジュニアが主役のシリーズだからといってヘビーが出ない方が良いってことはないと思いますし、年に1回2回しか大会がない地方のファンの人はそりゃあ王者オカダカズチカにしてもインターコンチネンタル王者の飯伏にしても見たいはずですからね。

ただ、ひとつだけ物理的に難しいことがあると思います。
内藤選手が言うようにオカダも飯伏も他のヘビー選手も皆が出たら試合が大会に収まらないことは明確なんですよね。

後楽園大会は全試合がベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの公式戦で10試合ありますが、ここにヘビー絡みの試合が4試合あったら14試合になりますからね(笑)

ただでさえ今回のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアもメインかセミが長い試合になることが影響して、他の公式戦が短期決戦ばかりになっているわけですから、14試合とかになったら1試合5分ぐらいになってしまいます。
会場の使える時間も決まっているわけですので、その辺りはどうしたって難しいでしょう。

いつかの東京ドームみたいに、明らかに進行が押したせいで中邑VS棚橋が妙に淡白な試合になるみたいなこともプロレスでは起こることですから...

ただ、選手層が厚い新日本ですのでこれらを解消するには新日本の中で2つのブランドを作ればいいと思うんですよ。
これだとWWEみたいになってしまいますし、それでまたベルトを増やしたら王者だらけになってしまう危険性もありますが現状では解決策が他に見当たりませんからね。

僕もヤングライオンも見たいし、第3世代も見たいし、中堅どころも見たいし、鈴木軍もBULLET CLUBもロスインゴもCHAOSも本隊もジュニアもヘビーも見たい!って思いますけど・・・1日の大会の3時間ぐらいで全て出場されても1つ1つが中身の薄いものになってしまうことは確実です。

別にこっちはアイドルファンじゃなくてプロレスファンですから「ひと目だけでも見れたら嬉しい」とかじゃないですからね。
プロレスの素晴らしい試合、戦い、エンターテイメントを見たいわけですし。

ただ1つ問題があるとすれば、選手層が厚いと言ってもそれは所属選手だけではなく参戦選手全体での話ということでしょうか。
何らかの原因でCMLLやROHと関係が切れたりしたら2ブランドでの活動なんてできなくなりますからねぇ。
何が起こるかわからない、一寸先はハプニングの新日本プロレスですから(笑)

話が逸れましたが、それでも団体の看板であるIWGP王者やインターコンチネンタル王者は休み無く地方を回ってこそプロレスのチャンピオンなのではないかと思います。
チャンピオンの仕事ってそういうことなのではないかと思いますし、じゃあ内藤哲也がインターコンチネンタル王者のままだったら?と考えればこのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで王者の姿を地方で見せてくれていたはずですからね。

ただ・・・それならベルトをしっかり腰に巻いてほしいなとは思います(笑)
チャンピオンの責任とか立ち場について内藤選手はよく言及しますが、自らはベルトぶっ壊したりしますからね。
それについては表現として僕は好きなのですが、単純に内藤哲也が腰にベルトを巻いている姿はもっと見たいですし、でもそれはインターコンチネンタルじゃないな...やっぱりIWGPの姿を見たいですよ。


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