那須川天心に勝ったら1000万円をAbemaTVで見たのですが、想像以上に面白かったです。
個人的には天心はRIZINもあるしRISEもある中でこんなことをしていていいのか?とは思っていたのですが、メイウェザー戦にしてもそうで「格闘技を盛り上げる」という使命のために色々なことをしていくのは素晴らしいことなのかなと思うようになりました。
さて、そんな番組の最後で衝撃の展開が・・・
那須川天心VS亀田興毅が6月22日に決定!!
記者会見は本日予定でしたが問い合わせ殺到で延期ということですが、そりゃそうなりますよ(笑)
ルールにもよりますが、亀田興毅は三階級制覇の元王者ですしキャラ的に話題性は半端ないです。
全力で仕上げてきたらボクシングルールでは天心じゃ勝てないのではないか?と思いますし試合も衝撃の結末があるかもしれません。
日本中のヒールだった亀田興毅と同じことを他のボクサーができたのか?
亀田興毅は当時日本中のヒールでした。日本人が世界王者になってこれほどまでに祝福されないことがあるのか?という状態で、まさにヒール中のヒールという感じでしたよね。
態度にしてもパフォーマンスにしてもかなり批判がありましたが、まぁでも冷静に考えれば大半の問題はお父さんだったと思います(笑)
亀田興毅のプロレス的な自己主張は「ボクシングに注目を集めたかった」ということが本音でしょうし、恐らく日本中から批判がある中でもプロレスファンの一定の層は「いいねぇ~」と思ってみていたのではないでしょうか。
プロレスファンであれば亀田興毅のやろうとしていることの意図がわかりますからね(笑)
今回のPVにしてもプロレスの煽りVのような感じですが、やっぱり上手いです。これぞエンターテイメントって感じですし、対戦への興味がグッと上がるようなコメントの数々は流石亀田興毅なんですよ。
やっぱり当時を振り返っても「亀田興毅ほどボクシングを盛り上げることができるボクサーが他にいましたか?」なんですよ。
那須川天心があまりにハードスケジュールなのは心配ですが、メイウェザーの次は亀田興毅という展開はまさにTHEエンターテイメントだと思いますし、那須川天心のやりたいことや思いというのは伝わってきます。
そもそもメイウェザーと試合をした時点でもう彼は何でもありです(笑)
また亀田興毅は当時は日本中が色眼鏡で見ていたので「弱い」と口々に言われていましたが、実際問題として三階級制覇は強くないと達成できませんし、何よりキャラはイケイケなのにガードを固めて的確にカウンターを狙うという戦い方は秀でたものがありました。
普通に考えればボクシングルールで那須川天心が亀田興毅のガードを崩すのは難しいのでは?とすら思います。
これはRIZINではありませんが、それにしても格闘技界ではドリームカードが次々と実現しつつあります。
一方でプロレスに関しては団体内でめちゃくちゃ面白いカードが組めてはいますが、いわゆる「夢の対決」が少ないです。
最近ではクリス・ジェリコぐらいでしょうか?
ただ世間に届く夢の対決ではないんですよね。あくまでもプロレス畑の中での夢の対決という感じですので、そういうことができるまでにプロレスが伸びていけるように応援していかなくては!と思いました。
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