新日本プロレス公式チャンネルに「NJPW NEWS FLASH6.5両国で棚橋弘至復帰決定」のPVがアップされました。
6.5両国大会は当然ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア決勝が目玉となるわけですが、この棚橋とジェイのカードというのは「棚橋復帰」以外にどういう意味を持っている試合となるのでしょうか?
恐らくこのカードに対しては色々な意見があると思っていましたが、やはりこの動画のコメント欄を見るといくつかの声にわかれていました。
パッと見て多いのは「ジェイが正論」というような意見です。
僕もそこに同意見でして、ジェイはマディソン・スクエア・ガーデンのメインにIWGP王者として立ったわけですし、試合には負けてしまいましたが前IWGP王者という立ち場で後藤洋央紀を倒して「再度IWGPを狙う」と宣言していました。
一方の棚橋はマディソン・スクエア・ガーデンでザック・セイバー・ジュニアの前にほぼ何もできずに完敗。
ニュージャパンカップでも結果を残せていませんでしたし、それで復帰してすぐにIWGPを狙うというのは飛び級しすぎな印象です。
そして多い意見としてはまさにそこで「ジェイの言う通りで棚橋はベルトを狙うにしても結果を出してからにしてくれよ」という気持ちが伝わるコメントが沢山書き込まれていました。
大阪城ホール大会ではオカダとクリス・ジェリコのタイトルマッチがあるわけで、G1前のタイトルマッチはおそらく最後かと思いますが・・・その間に海外でも大会がありますので、ワンチャンそこでも選手権試合が組まれる可能性が0ではないと考えた時に、この復帰戦で棚橋が勝利して大阪城ホールのメイン後にオカダorジェリコの前に立ち「IWGPは近いぞ!」とか言いかねません。
流石にブーイングが出るのではないかと思うぐらいの展開ですが、棚橋の声の強さ(主張の通り方)であればそれも可能な範囲内ではないかとも思うファンが多いことですでに批判が出ているのではないかと思います。
さて、その他の意見としては「若干ディスられる後藤」というものですが、これはこの大会直後からチラホラ言われていましたよね(笑)
「お前なんて最後尾だ、後藤の後ろだ」という流れ弾を受けてしまった後藤(仕方ないですが)
そういえば鈴木みのるが解説席のライガーを挑発して、ブチギレたライガーが椅子を投げたら後藤に直撃したというようなこともありますのでこういうのは後藤の宿命なのかもしれません。
ただ、結局は「ジェリコに順番を横入りされたジェイ」という状況でもありますので、今ひとつこの二人の試合の重要性が伝わってこないんですよねぇ。
気になるのはその「順番」というワードと、このG1前に復帰する棚橋のIWGP宣言なんですよ。
大阪城ホールでIWGP挑戦するようなことを言っていたジェイ(SANADAとオカダの勝者に挑戦すると宣言するも姿を現すことはなくジェリコに持っていかれた)もですが、本来なら二人共「G1を優勝してIWGPに挑戦する」と発言する時期のはずなんですよね...
キズナロード後に控えているNJPW SOUTHERN SHOWDOWN in MELBOURNEのPVはBULLET CLUBのPVのようになっていますが、新日本プロレスワールドの加入者拡大を狙うのであれば今年はG1前にまだ何かあるのかもしれません。
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