ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26の熱戦が連日繰り広げられていますが、A・Bブロックともにまず全選手が2戦を消化しました。
AブロックではSHOと鷹木、Bブロックでがオスプレイとロッキーロメロが名勝負をしましたが、これはプロレスファンが集って飲み会でもしたら必ず話題になるような印象に残る試合でしたね。
さて、連勝スタートから連敗モードへというのはリーグ戦あるあるですが、今年のメンバーだとハイレベルの中で更にハイレベルな選手が存在しているのでもしかすると明暗がかなり分かれるのかもしれません。
AブロックはSHO・BブロックはBUSHIの可能性がすでに限りなくなくなった
Aブロックは現在勝ち点4の首位がタイガーマスク、石森太二、鷹木信悟。
勝ち点2がドラゴンリー、ティタン、マーティースカル、ジョナサングレシャム。
勝ち点0がSHO、金丸、TAKAみちのくという状況です。
現状で考えればドラゴンリー&マーティースカルを倒しての勝ち点4を得ている石森が優勢。
鷹木はその3人と未対戦の勝ち点4ですので直接対決でも連勝できるかどうか?が重要です。
何にしても最終戦で鷹木VS石森がありますので、この時点で勝者の勝ち点が並ぶのであれば、1敗差があったとしても直接対決の結果を加味することから差は無いものという見方もできます。
なのでリーグ戦は優勝候補同士の試合での勝利は勝ち点2以上に大きいと言えますし、逆に優勝候補に負けてしまった選手は追い上げが難しくなりますね。
Bブロックは勝ち点4が田口、オスプレイ、エルファンタズモ、ロビーイーグルス。
勝ち点2がYOHとDOUKI、勝ち点0がロッキーロメロ、バンディード、成田、BUSHI。
ロッキーロメロに関しては勝ち点1.5ぐらいあげてほしいぐらいの勝負をしていますが、本人も試合後にコメントしたように2敗した時点でリーグ突破は厳しいですね。
オスプレイに負けたということはオスプレイに勝ち点でここから並んでも優劣はオスプレイ>ロッキーロメロとなってしまいますので。
AもBも当然その辺りは同じですが、こちらは優勝候補の直接対決がまだありません。
オスプレイ・エルファンタズモ・田口の直接対決が非常に重要となるはずですが、ここへ来てYOHも調子を一気に上げそうな雰囲気がありますが・・・田口に負けている分だけ不利ではあります。
一番不利なのはオスプレイとエルファンタズモに負けたBUSHIなのではないでしょうか。
BUSHIの場合はオスプレイとエルファンタズモの2人の優勝候補に負けているので、ここから7連勝した上でオスプレイとエルファンタズモが3敗しないといけません。
2敗で並んでは直接対決で負けているわけですから。
ただオスプレイとエルファンタズモの直接対決があるわけですから、敗者はそれ以外で2敗、勝者はそれ以外で3敗しないといけないので・・・まぁ天変地異でも起こらないとBUSHIの抜けはかなり厳しいです。
同じようにAブロックもSHOは鷹木とドラゴンリーに負けているので、BUSHIと同じような立ち場にあると考えることができますので、ここからとてつもない展開にならない限り両ブロックからすでに1人が脱落しているような状況とも言えますね。
混戦のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアになることは多いですが、今年は上下差の大きな大会になるのかもしれません。
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