怖い田口がDOUKIを撃破!新日本プロレスのプライドと勝ち点を死守

大注目のメインイベント、田口とDOUKIの試合は「怖い田口」が久々に降臨。
新日本プロレスジュニアの実力者である田口を倒せば一気に話題性が大きくなるであろうDOUKIの猛攻を耐え、命知らずなDOUKIの攻撃に追い込まれるものの、いつになくマジな表情の田口はミラノ作どどんスズスロウンを思い出したかのように発動すると、オーマイアンドガーアンクルで絞り上げました。

しかし・・・「ジュニアの大会だから俺は一歩引くよ」という内藤哲也のような選手もいれば「そんなの関係ねぇ!」という選手もいるわけで・・・タイチが乱入してとてつもないデンジャラスバックドロップを田口に食らわせて一気に劣勢になってしまいます。

まぁちょこまか乱入するのではなく、やるなら全力でというタイチのやり方はスゲェなと思いました。
タイトルマッチでフィニッシュになってもおかしくないようなバックドロップですからね。


しかしそれでも折れない田口は耐えに耐え続けてからのケツイェ、それも笑いのない本気の尻攻撃でペースを取り戻しました。
そして必殺のどどんからのオーマイアンドガーアンクルの必殺技二重奏でDOUKIを捕獲して屈辱のタップをさせての勝利。

ゴングが鳴っても鬼の形相で締め続ける怖い田口はこれから戦う他の選手にとっても恐怖となったのではないでしょうか。

タイチとのNEVER戦は必然となったか?試合後にはなんとDOUKIをタグチジャパンに勧誘

試合後にはタイチと睨み合った田口。
当然これは乱入したことへの怒りではなく「NEVER戦をやろうじゃないか」という思いからでしょう。

先日はタイチに負けてしまっている田口ですがタイチ推薦のDOUKIをタイチの乱入があった上で倒したのですから、これでタイチも挑戦を拒否することはできないでしょう。

もちろんタイチは石井との防衛戦という大きな試合が決まっていますし、それが終わればG1が待っているわけですからタイトルマッチを行うチャンスがなくなる可能性もあります。
しかしこの状況であればタイチもNEVERを死守して田口とタイトルマッチをしようと思うでしょう。

何ならこの田口とDOUKIの試合内容と結果はタイチのエネルギーとなるのではないか?なんてことを思いました。

さて試合後の田口のコメントですが多少ふざけているのはいつも通りでも熱さを感じました。

メキシコで10年やってきたかもしれないけど、メキシコも厳しいかもしれないけど、新日本で10年やって来てる身からすれば、邪道、外道、鈴木軍、そういう連中を、常日頃から相手にしてる身からすれば、まだ、余裕のよっちゃん。余裕のよっちゃん……。まあ、厳しかったですけどね、相手の攻撃を見る余裕はありました。攻めに転じてからは、一方的に攻め込んでました。いい素質を持ってるから、タイチなんて姑息な手段を使う相手の下でやるんじゃなくて、もっとちゃんとした人についてやるものいいんじゃ……。タグチジャパンも、そのひとつじゃないですか。まあ、いい素質は持ってると思いますんで、1つや2つじゃなく、それ以上、勝ち星を拾うんじゃないですか。

新日本プロレスを舐めるなよという思いが伝わってきますね。
そして「タグチジャパン」への勧誘のような発言もしています(入らないでしょうけど 笑)

「1つや2つじゃなくそれ以上勝ち星を拾うんじゃないですか」という言い方は「まだまだ」という意味合いにも取れるのですが、何にしてもそれぐらいの余裕がまだ田口にはあるということですね。

これで2戦2勝、リーグ最終戦のオスプレイとの戦いまで更に磨きをかけていきそうですね。
技の引き出しもまだまだあるでしょうし...そういえばブルーサンダーを使いましたからねぇ。
1試合ごとに技が増えて最終的には48手を持つ男として完成しているのかもしれません。

新日本プロレス公式スマホサイトの田口選手の日記では、DOUKI選手とOKUMURA選手を間違えているというボケまでかましていますし、こりゃあ絶好調だ。


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