成田とDOUKIのベスト・オブ・ザ・スーパージュニア初陣

昨日に「これこそ若獅子の目、ヤングライオンの目だ!」と思った成田。
その目を引き出したのはエルデスペラードの欠場で参戦することになったDOUKI。

海外を渡り歩いてオールタイム武者修行のような生き方をしているDOUKIからすれば、新日本プロレスで育ってデビューしているようなレスラーは微温湯で楽をしているというようなことなのでしょう。

しかしそんな態度を取られて気に入らないのは当然成田。
環境が整った中でハードなトレーニングをして、毎日毎日リング上で激しく戦い、時には先輩レスラーに叩き潰されながらも前を向いて生き残ってきた若獅子ですから、新日本プロレス育ちのプライドがあります。

本来であればこのキャリアで代理的に出場するヤングライオンに対して結果は求めずに内容と成長をファンは求めるべきなのでしょうけど、最近の成田を見ていればもう結果を求められるぐらいの選手になっていると思います。

この先の8試合が楽しみな成田とDOUKI

試合はDOUKIのラフファイトと強烈な攻撃で成田が追い込まれる時間が長かったです。
それでも成田オリジナルの関節技や丸め込み、そしてフロントスープレックスで対抗しますがフロントスープレックスホールドまで行くことができなかったのは無念でしたね...

それにしてもDOUKIはデスペラードの弟を名乗るだけあってデスペラード同様な妙な色気がありますね。
技も特殊でオリジナリティがありますし、本当に台風の目になるかもしれません。
今回は相手がキャリアの短い成田でしたが、これが強豪相手になった場合にどんな試合をするのか?というのはとても楽しみになりました。

また成田はこれで1つまた強くなるでしょうし、残り8試合で必ず爪痕を残してほしいです。
少し気になったのは昨日のタッグマッチでの前哨戦の方が顔に気迫があったことなんですよね・・・多少緊張もあったのかもしれません。

ところで試合後にDOUKI選手が「鈴木軍とか勝手に書かれてるけど」と不満を漏らしていました。
信頼しているのはタイチとデスペラードだけということなのでしょうけど、そういう立ち位置の選手がいることで鈴木軍の方にも影響を及ぼしそうで楽しみですね。


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