マディソン・スクエア・ガーデンでの衝撃のラダーマッチの記憶も新しいですが、ジュニアの正統派な試合の中でも完全にトップ中のトップであるということは誰も疑うことがない実力者のマーティースカル。
そして日本マットでも実績があり、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの中で台風の目になりそうなジョナサングレシャム。
試合は関節・打撃・丸め込み合戦と見どころ満載で、何でもできる上に全てが突き抜けた技術を持っている二人の試合には見入ってしまいました。
マーティースカルはベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで何本の指を折るのか
兎にも角にも手数が多い二人の試合ですが、それなのに技を出してるだけではなく1つ1つの動きにこだわりを感じます。
特にマーティースカルはやはりリング上の黒い芸術家というか、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでも素晴らしい戦いができて、ラダーマッチや3WAY・4WAYなどの試合をしても必ず試合の中心になっているというのは凄いことですよね。
ライガーがいないベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでロメロスペシャルを見せるという意味についてもしっかり持っていることが伝わってきますし、技の1つ・動きの1つ・表情の1つが全てマーティースカルの商品として価値があるものであることがひしひしと伝わってきます。
もちろん誰もが待ち望んでいる指パッチンも披露(笑)
じゃんけんで例えるとマーティースカルは常にグーもチョキもパーもコンマ1秒差で後出しできるような選手だと思うのです。
そしてそれが後出しだと誰も感じないレベルの次元で勝負をコントロールしていて、それは自分が攻めている時でも均衡している時でも負けている時でも全てがマーティースカルの思うがままに試合が進んでいくような印象です。
そして強制的にチョキを出させて指をへし折るわけですから恐ろしい(笑)
ジョナサングレシャムも素晴らしい攻撃を繰り出していましたが、この試合ではまんまとマーティースカルの手のひらに乗せられたという感じだったのではないでしょうか。
残り8試合、決勝まで行けば9試合となりますが合計で何本の指を折るのか・・・
個人的には20本パーフェクトを希望します!(笑)
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