昨日「勝利が必須」という背水の陣でリングに上った後藤洋央紀をねじ伏せたジェイホワイトが試合後に「オカダとSANADAの勝者に挑む」という表明をしました。
そして今日も後藤洋央紀がジェイホワイトへの気持ちを見せていましたが、ジェイホワイトは「お前はもう終わった」と言わんばかりの表情をしており、試合後にも再度IWGPへの次の挑戦者は自分だと言い切りました。
この主張には誰も文句は言えない状況です。
どうやっても彼は前王者なのですからそれだけの実績がありますし、ジェイホワイトが見えている場所は新日本プロレスのテッペンなのですから「後藤ともう1回やってやる」なんて言う必要も今の所はないでしょう。
後藤洋央紀に関しては「打倒ジェイ!」ではなくて、ジェイ以外のBULLET CLUBを全員なぎ倒してジェイが出ざるを得ない状況まで追い込んでいくぐらいの行動を見てみたいものです...
ジェイホワイトだけではなく石井やEVILにもチャンスが生まれる?
ジェイホワイトほどの主張はできないにしても、ビッグマッチでシングルが組まれている石井とEVILに関しても勝者はそれなりの主張ができると思います。
石井に関してはいつだって挑戦する権利があるような選手ですし、EVILはその石井を倒せばそれだけでも大きな実績です。
また飯伏幸太のいうように「先にIWGPを取ってこいよ」と言われた内藤に関しても、ここ最近はシングルで目立ってはないとは言っても前IWGPIC王者なのですから挑戦したって文句はないでしょう。
何にしてもオカダが勝つのかSANADAが勝つのか?で今後の展開が大きく左右される重要などんたく大会となるわけですが・・・これも結果が読めないところですね。
ここまでのシリーズでは真壁・矢野がIWGPタッグに返り咲くこともなく、後藤洋央紀もジェイホワイトに負けてしまい大きな変化はありませんでした。
このまま行くとタイチがジェフコブに負けて、ドラゴリーが石森から防衛して、EVILが石井に負けて、オカダがSANADAに勝って「現状維持」でベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを消化して大阪城ホールという可能性も無きにしもあらず。
さすがにそれでは動きがなさすぎますが...何にしても時代の流れを変える選手が何人登場するか?が楽しみですね。
4月シリーズに関してはそれがありませんでしたが、元号の変化とともに吹く風の向きが変わる可能性は大いにあります。
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