2日前、ジュニアタッグタイトルマッチはCHAOSのSHOとYOHがBUSHIと鷹木との防衛戦に挑みYOHがBUSHIをドラゴンスープレックスで倒し初防衛に成功しました。
それでもまだ続くCHAOS(+飯伏)とロスインゴの前哨戦。
5対5の10人タッグマッチとなりましたが当然見ているのは「自分の敵」。
ユニット抗争に見える個人闘争とも言えますが、その中でも広島でEVILに3カウントを奪われた石井の背中から見える怒りの炎が火の国熊本を炎の国熊本へと変えていきました。
内藤と飯伏がこのまま着地してしまうと・・・
試合はIWGPjrタッグを取って早々のSHOがSANADAに負けてCHAOS+飯伏幸太組の勝利に終わりました。
まだ前哨戦という扱いの選手たちは当然熱い試合となりましたが、EVILと石井はすごい試合になることは想像つくとして、オカダとSANADAは新日本プロレスの流れが変わるかもしれない重要な試合になるとして、気になるのはやはり内藤と飯伏。
僕としては「どっても言いたいこと言っているから収拾がつかなくなってきて、これでタイトル戦をしてもどちらも矛盾があるのでファンが乗れないのでは?」という意見を連日書いていますが、今日の試合後のコメントで一気にその不安が近くなってきました。
内藤「もうゴチャゴチャ言うのはやめて、シングルマッチやりましょうよって、俺は言いましたよ。
そしたら彼は、『いいですよ。やるって言ってるじゃないですか!? 僕はいつでもやりますよ』って、彼、言ったんだよね!マイクで拾ってくれた!? ちゃんと彼の言葉、拾ってくれた!? 彼、よく、言ってることコロコロ変わっちゃうからさ。今日、どっかでマイク拾っていてくれてたら、うれしいんだけどなぁ~。
まあ、もう俺の耳には、ちゃんと彼の言葉を聞いたから。もう『やる』って言ってたから。じゃあもうシングルマッチ、やろうよ。もうなんか、めんどくさいことはお互い抜きにして、もうシングルマッチでいいんじゃないの!? 俺も彼とシングルマッチやりたい。彼も俺とシングルマッチをやりたいんでしょ!? じゃあもう決定だよ。飯伏「頭がいいか悪いか、そんなのどうでもいいんですよ。僕は最初からやるって言ってるんだから。
お願いしますよ。ふたつ欲しい人と、ひとつだけに懸けてる人と。これはもう決まってます。
あと、日程さえ決まれば、なにも問題ないですよ。あとはやるだけですよ。ずっとやるって言ってます。
僕、4月20日、名古屋の大会でベルト獲ったあと、『後楽園ホールでもいい』って言ってますから。お願いします。次、クレーム、お願いします」新日本プロレス公式
これは流石に飯伏幸太のファンも内藤哲也のファンも「え?このまま試合になるの?」と疑問を感じると思います。
ただのリマッチなので盛り上げる要素がないことでお互いに色々な発言をしていただけになってしまいますからね。
棚橋弘至が「試合もコメントも丁寧に、丁寧に。」と、それが重要だと言っていたことがありますがこれはいかがなものか・・・とね、正直な気持ちとして僕は思ってしまいました。
試合をすれば超盛り上がるでしょうし名勝負になるでしょう。
特に今回の流れで言えば試合内容で取り返さないといけないのでこれまでの対戦よりも危険技が増えるのではないか?とも思います。
そしてこの二人の名勝負数え歌は令和でも続いていくとも信じています。
ただ、それならもっと丁寧にしてくれないとファンを置き去りになってしまうと思うのです。
この先の展開が読めませんが、何事もなかったようにタイトルマッチをするだけになるのであれば到底インターコンチネンタル中邑真輔というイメージを超えることなんで無理だと思います。
今年の熊本大会はトータルで見るとちょっとファンとして理解できない大会でした...個人的な意見ですけども。
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