IWGPタッグを手にすれば10年以上ぶりとなる真壁刀義&矢野通組。
今が「元GBH」なのか、それとも「本隊とCHAOSの同盟コンビ」ということなのか。
はたまたタグチジャパンとも言えるわけですが、昔からのファンからすればこれは紛れもなくGBH。
相手のBULLET CLUBタマ・タンガ組もヒールユニットですがあの頃のGBHは新日本プロレスマットを血みどろにしていた極悪ユニット。
乱戦上等、喧嘩上等、ヒール上等の真壁・矢野はIWGPタッグ王者に返り咲けるのか?
そして本来の真壁のパートナー本間は第一試合でヤングライオンに混じり試合をしています。
悔しい思いも嫉妬もあるでしょうが・・・セコンドにつくのでしょうか?
矢野通が真壁を引っ張ってほしい、GBHの復活の時は来ている
新日本プロレス、熊本大会は「復活」がテーマだと思っていました。
矢野通・真壁刀義のIWGPタッグ10年ぶりの奪取と後藤洋央紀の勝利です。
しかし、矢野通と真壁刀義はGODの前にたった15分足らずで敗北し、この30分後には後藤洋央紀もジェイ・ホワイトの前に散りました。
とても悲しく、また虚しい大会になってしまった印象を個人的には受けています。
何のためのシリーズだったのか?とさっぱりわからなくなってしまったからです。
ただ、それでも負けた真壁刀義に「もう1回!」とジェスチャーした矢野通の真面目な顔と行動には心底感動しましたし、申し訳ないですが本間とかヘナーレとかを気にせずにGBHを正式に復活させて遠慮ない戦いをしてほしいなと思いました。
結局は真壁刀義もお茶の間で顔が売れたらイイ子ちゃんになっていますし、矢野通も昔のヒール時代の怖さなんて皆無です。
これでは流石にタッグを組んでもGBHの時より弱くなっても当然ですし、また魅力も当時よりありません。
もう1度挑戦するのであればこれはもうGBHのあの時のような戦いをするしかありませんし、逆に言えば同じような戦いからであれば別に必要のないタッグだと思われても仕方ありません。
メインも含めば新日本プロレス暗黒期に体を張ってきた真壁・矢野・後藤が揃って負けたという事実から「もう40歳以上の日本人は新日本プロレスでは前座要因ですよ」という通告なのかもしれませんし、僕は後藤洋央紀に関してはもう期待することを諦めました(10年以上応援してもこれではね...)ただ矢野と真壁に関しては「やるときゃやれよ!」と思うファンもいるでしょうし、そのワンチャンはまだ残っていると思うのです。
イイ子ちゃんな真壁刀義と矢野通のコンビなんて正直どうでもいいですからね(笑)
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