今年のヘビー級との戦いの内容と勝率を考えればベスト・オブ・ザ・スーパージュニアにエントリーするのが少々ズルいようにも見えてしまうぐらい格上となったオスプレイ。
間違いなく優勝候補ですし、ここを優勝してG1も優勝となっても不思議ではないです。
ただ試合が常にレッドゾーンのような内容なのでベスト・オブ・ザ・スーパージュニアのようなシングル戦の連続だと負傷箇所が必ず出てくるという印象もあります。
また相手はオスプレイを圧倒することができれば、単純計算でNEVERへの挑戦を主張するぐらいの権利は手にできますし、何なら来年のニュージャパンカップにエントリーさせろとも言えるわけですから追われる立場で戦わないといけないという点が不利になるのかもしれません
負傷しながら見せたマーティースカルとオスプレイの死闘
名勝負だらけのオスプレイですが2018年の両国国技館大会でマーティースカルと闘ったIWGPjrタイトル戦はまさに死闘でした。
お互いにジュニアのスピード勝負は超一級品ですが、エグい打撃なども平気な顔をして使う2人ですので兎にも角にも激しい試合となりました。
そんな中、エプロンサイドでの断崖式スパニッシュフライを狙ったウィル・オスプレイがエプロンの角に脳天を打ち付けて大流血する負傷をしてしまいます。
しかしリングドクターをオスプレイが振り切り戦う姿勢を見せると、マーティースカルはそれまで以上に厳しい攻撃を繰り出すというまさにレスラーのプライドや意地を見せたのです。
最後はトップロープからではなくコーナーからのオスカッターでフィニッシュとなりオスプレイが見事に勝利しましたが、正調の必殺技でしか試合が決まらないことが多くなった新日本プロレスにおいてこの結果まで含めて素晴らしい感動的な試合だったと思います。
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https://njpwworld.com/p/s_series_00477_1_07
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