ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26出場 石森太二の引き出しがいくつ開くか

NOAH時代から素晴らしい選手でしたし、ボーンソルジャー時代より前から新日本プロレスに参戦することもありましたが、NOAHアレルギーがある新日本プロレスファンもその実力をすぐに認めて声援を送るようになったことからも石森の凄さはわかります。
身長163センチと小柄ですがパワーもありますし、もちろんスピードもとてつもない新日本プロレスジュニアのカリスマとなれるぐらいの存在です。

もちろん優勝候補の1人ですし、名勝負を数多く生み出すことも間違いないでしょう。
そして今回優勝することができれば名実ともに新日本プロレスのジュニアのトップとして歴史に名前を残すことでしょう!

KUSHIDA狩りとIWGP狩りに成功した石森太二のイッテンヨン

2019年、平成最後のイッテンヨンではKUSHIDAの持つIWGPjrのベルトに挑戦した石森太二。
どちらがヒールなんだ?と錯覚するほどに徹底した腕殺しや顔面へのナックルを見舞うKUSHIDAに対して、石森太二はこれまで培った正攻法の戦い方で対抗をしていきました。

これがキャリアのある2人の戦いなのか?と思うほどのスピードの速さの中で細かいテクニックを見せる二人の戦いは、試合終盤にKUSHIDAがバックトゥザフューチャーを決め、さらに追い打ちを狙うところを石森が耐えます。
そこからKUSHIDAのフルスイングのマサヒロタナカが炸裂しましたが、その数秒後に走り込んできたKUSHIDAに対して天高く飛び上がりフットスタンプを決めて形勢逆転をした石森太二が畳み掛けて逆転勝利をおさめIWGPjrのベルトを手にしました。

スタンドの相手へのフットスタンプは最近では色々な選手が使いますが、この日に石森が見せたのはほぼ真っ直ぐ立っているKUSHIDAを踏みつけるというとてつもない荒々しさとテクニックが共存したフットスタンプでした。

引き出しの多さが石森太二の特徴でもありますので、リーグ戦でどんな技を開いていくのか楽しみですね。

この試合を見たい人は新日本プロレスワールドでぜひ!
https://njpwworld.com/p/s_series_00498_5_06


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