天山選手の負傷欠場中ですが、永遠のパートナーである小島選手が 1人テンコジという言葉を使いこのシリーズで戦っています。
開幕戦から因縁のある鈴木みのると激闘をしていて、いつも以上に気合いが入っているように見えます。
(鈴木軍の元は小島軍だったことを忘れている人もいそうですが・・・)
小島聡のコメントが日増しに強くなっている
開幕戦では1人テンコジだと、天山も背負って戦って行くんだと話した小島聡。
2戦目では前シリーズから色々積もり積もったフラストレーションがあると言い、そして3戦目では更に爆発しそうな気持ちが伝わるコメントがありました。
成田の頑張りがどうとか、それも大事だけど、成田よりもさ、ぶっちゃけ俺の方が危機感持ってないといけないよ。今、こういう試合をずっとやってるなかでさ、いろんなテーマを見つけてやってること、天山がいなくなって、いま治療してるなかでね、こういうカードが組まれてること。自分で肝に銘じてね、いろんな意味でね、もっともっといろんなもの、やっていきたいと思ってるんで、ただ試合してるだけじゃなくて、それは、たぶん誰もが思ってる、新日本プロレスの一員だったら誰もが思ってるテーマだと思うんで。また頑張ります
これはパートナーの永田にも相手の鈴木みのるにも刺さる言葉なのではないでしょうか。
テーマなくただ試合をしているだけという現状を打破したいと。
これに甘んじたら新日本プロレスのレスラーじゃねぇよって強い気持ちを感じました。
また、この試合はヤングライオンの成田が奮闘したようでそれに対して永田が「成田、よく頑張った」と声をかけているのですが(試合は成田の負け)これに対して「成田の頑張りがどうとか」という発言をしているわけですから、小島聡の「第3世代、まだまだやらないとだめだ!」という気持ちが出ていると思うのです。
特にこの世代ではこの試合に出ている小島、永田、鈴木は普通にシングルでタイトルを取っても不思議でもなんでもないほどの試合をする選手たちですからね。
二年ぐらい前でしたか、第三世代が結束を確認して何かしそうな雰囲気がありましたが結局何も起こらないということがありました。
ただ何だかこの小島聡のこのシリーズのコメントを見ていると何かしてくれそうな期待を感じます。
小島聡ほどの実績と実力があるならタイトルを狙ってほしい
過去にも書きましたが第三世代の選手がヤングライオンの頃からプロレスを見てきました。
なので、デビューからベテランになった今まで1から見てきたわけです。
今でもヤングライオン杯を鮮明に思い出せるほど思い入れがある第三世代ですが、その中でも小島選手は特別なところがあります。
第三世代のなかでは最も華やかだと思いますし、セコンドなのにグレートムタに攻撃をするなどとんでもないことをしたこともあります(笑)
新日本プロレスっ子の自分としては全日に行ったときは恨みましたし、天山とのダブルタイトルマッチはアクシデントとはいえIWGPを手にして三冠より下にしたことはかなり腹が立ちました。
でもフリーになり新日本プロレスに参戦したときは当時の新日本プロレスの中では説得力が違いましたし、G1を制覇してIWGPも勝ち取り、新日本プロレスに完全復帰する中でやはり小島聡はカッコいいし、テンコジもカッコいいと思ったわけですよ。
また、、、数年前に三重県大会の時に会場の外で話しかけたらめちゃくちゃ優しく話しをしてくれて写真も撮ってくださったりと感激したこともありました。
そして今、年齢は50の大台が見えているとはいっても、オカダカズチカと試合をしてもレインメーカーをカウンターのラリアットで一撃でマットに沈める姿すら想像させる肉体と剛腕は健在。
また実績としてもIWGP王者、三冠王者、それらを同時保持して四冠王者の時期もあり、G1もチャンピオンカーニバルも制覇しています。
更にはIWGPタッグ、世界タッグは複数回手にしてますしNWAのシングルもタッグも手にしているという桁違いの実績があります。
様々な団体でトップを張り続けた小島聡というレスラーがこのまま終わるとは思いたくありません。
複雑な技が増える中で、ゴツいプロレスラーが太い腕を振り抜いて相手を一発で倒す一撃必殺の魅力は小島聡から一切失われていませんからね。
2017年のG1では今年ニュージャパンカップを優勝して今現在最もIWGPに手が届く距離にいるSANADAをラリアット一閃で倒しているほどの実力者ですし、それこそ永田選手もそうですが第3世代は元気ですよ。
柴田選手はNEVER戦線の中で第3世代と真っ向勝負する道を通りました。
でも、オカダカズチカ・飯伏幸太・内藤哲也、もちろんSANADAやEVILやザックセイバーなどは明確にこの道をまだ通っていないですし、ラストワンチャンス小島聡に巡ってきてもいいのではないかと。
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