内藤哲也自伝 トランキーロの真実を読みながら試合を振り返ると面白いですね

元々は日記とプロレスネタのブログでしたが、自分の読者様(競馬関連の)に新日本プロレスファンの人が少なからずおられて「プロレスのブログ記事も見てます!」という声をいただいて嬉しくなり新日本プロレス成分を増やしたこのブログですが、何だか今週の前半に一瞬ですが人気ブログランキングのプロレスジャンルで1位になっていたそうです。
本当に嬉しくありがたいことで・・・今では毎日驚くぐらいのPVになっていますし、コラムでもないですし思った感想を書いているだけなのですが暇つぶしでも楽しんでいただけれているなら幸いでございます。

さて、コラムというワードが出ましたが新日本プロレス公式スマホサイトで内藤哲也選手が書いている「内藤哲也自伝 トランキーロの真実」を読んでいる新日本プロレスファンの人は沢山おられますよね。
https://www.njpw.co.jp/193594

僕もあのコラムが大好きで「今の内藤哲也が過去を振り返る中でファンが知る真実」がそこにはありますから、更新されたらすぐに読んでいますし、それを読んでからその時の試合をもう1度見ています。

昨日更新されたのは第122回、2017年のイッテンヨン棚橋弘至戦とその次のエルガン戦まででしたがこの時期の内藤哲也の物語も面白かったですね。

棚橋弘至を超えた内藤哲也 棚橋弘至を追い越した内藤哲也

棚橋弘至と内藤哲也の物語は長く、遡れば内藤哲也がファンの時代から繋がっています。
これまでに何度も戦い、内藤哲也が棚橋弘至に勝ったこともありますが「棚橋弘至を超えた」とは思われずに気がつけば2017年。

どうしても棚橋弘至と同じ路線で棚橋弘至になろうとしている内藤哲也のスタイルでは本家を超えることはできなかったのだと思うのですが、この2017年のイッテンヨンでの内藤哲也はすでにロスインゴ内藤哲也となりインターコンチネンタルを投げ捨てて破壊する制御不能の王者となり大きな支持を集めていました。

棚橋弘至とは違う道で新しい内藤哲也での棚橋弘至との一騎打ちとなったこの試合ですが、お互いのプライドがぶつかり合う名勝負でしたね...棚橋弘至はエプロンでのスリングブレイド、内藤哲也はコーナーから旋回式デスティーノ(本人が言うようにエルサムライのスイング式裏DDTと同型)など奥の手を出し合う攻防は見応えがありました。


リアルタイムで見ていた時は互角の接戦に見えましたが、今見ると内藤哲也に余裕すら感じます。
昔の映画を見ると当時と感想が変わることがありますが(今の自分が見てきたものにより感じ方が変わる)
プロレスも過去の試合を見ると印象が変わることがあるんですよね。


最後はデスティーノで棚橋弘至を静めた内藤哲也。
棚橋弘至を追いかけ続けてそして超えた技がデスティーノ(運命)ということがまさにデスティーノですね。

試合が終わり棚橋弘至の胸に拳を当ててから一礼した内藤哲也の行動が当時話題になりましたが、棚橋弘至への敬意も感じますし棚橋弘至の魂を奪ったぞというある意味の決意のようにも感じました。


これで棚橋弘至と内藤哲也の物語に一旦のピリオドを打つ、ことになれば美しかったのですが・・・(笑)

エルガン戦からの棚橋弘至とのリマッチ

試合後に「そのベルトは俺のベルトだ」と会見中に乱入してきたマイケルエルガン。
因縁がある二人でしたのでタイトルマッチが組まれるわけですが、試合は衝撃映像の連発でした(笑)

内藤哲也のトペをそのまま掴んで花道にブレーンバスターをしたシーンを冷静に考えると100キロ前後の人間が勢いをつけて上から飛んできたものをそのまま捕獲して投げるなんてありえないですもんね。


内藤哲也とエルガンの試合は何度か組まれているカードですが「受ける内藤のタフネス」と「攻めるエルガンの怪力」の構図が個人的にはとても好きでした。
どのレスラーも内藤哲也には1つ上のレベルの攻撃を仕掛けますが、それを受ければ受けるほど内藤哲也が輝いていくんですよね。

ここでしっかりとインターコンチネンタルを防衛した内藤哲也でしたが、再度棚橋弘至とのリマッチになります。
東京ドームでの結末を経て「更に完全に内藤哲也が棚橋弘至を超える」という追加エピソード的なことが起こるかと思いきや、ここで内藤哲也が屈辱のギブアップ負け。


この棚橋弘至戦は今回の内藤哲也選手のコラムにはまだ書かれていませんので次回のコラム更新が楽しみです。
正直に言えば多くのファンが「え?ここで棚橋が勝っちゃうの?」と思ったはずですし「東京ドームは何だったのか・・・」となりましたからね(笑)


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