SANADAの中で消えた4強の概念と生まれたIWGPへのイメージ

「オカダカズチカは人を変えさせる力を持っている」。
後藤洋央紀に対しても近い印象を話したことがあるSANADAですが、やはりオカダカズチカというのは特別なレスラーなのでしょう。
EVILもオカダカズチカとG1で戦って成長をしましたし、オカダの年齡を考えればその域に達しているのは凄いことですよね。

このSANADAの考え方が正しいのであればジェイホワイトは更に成長をすることでしょうし、何よりニュージャパンカップ決勝の舞台でオカダと戦ったSANADAも更に強くなってオカダカズチカとIWGP戦を戦うことになります。

SANADA自身がSANADAのIWGP姿をイメージできた

SANADAのインタビューというのはどの媒体でも面白く話題になりますが、週プロで語っていた内容もとても面白いものでした。
タッグとしてはEVILとのコンビは当然続けていくという言葉もありましたし、気になっているチームは真壁・矢野(もうすぐIWGPタッグに挑戦)ということですので、SANADAにとって最高のシナリオはIWGPとタッグの二冠ということになりますね。

そしてIWGPに関してはニュージャパンカップを通して自分が巻いている姿を完全にイメージできたと発言しているのですが、個人的に一番刺さったのが「4強というくくりが自分の中でバラせた」という言葉です。

ここで言う4強とはオカダ・棚橋・内藤と退団したケニーの4人のことでニュージャパンカップを通してこの4強という概念が自分の中で消えたと。
「この4人の中に入っていかないとトップになれないのか」という考えがナチュラルに消えたと。

そこから見えてきたのが自身のIWGP、そしてSANADAが作っていく新日本プロレスというところなのだと思いますが、それが実現する日は1ヶ月かからない間にスタートする可能性があります。

5月4日のレスリングどんたくのメインイベント「オカダカズチカ対SANADA」
令和元年のスタートとほぼ当時にSANADA元年のスタート、大阪城ホールで初防衛戦、そして王者としてG1に挑むという展開があれば明らかにここ数年の新日本プロレスとは違った景色が見れることになります。

そうなればEVILも燃えるでしょうし、昔からSANADAと比較されていた内藤も黙っていないでしょう。
ロスインゴ内での個人闘争も生まれてこれば更に新日本プロレスは盛り上がるのではないでしょうか。

戦う相手を成長させるオカダカズチカ。
またSANADAは一度もオカダカズチカに勝利したことはありません。
それゆえにSANADAが勝利したときの成長は計り知れませんね。


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