ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが絶不調。
いや、そもそもロスインゴ全体としての存在感が大きいだけでロスインゴが良い時期というのは１年に１回ぐらい全員がタイトルホルダーになって勢揃いした姿を数回見せるとそこからベルトが剥がされていくということの繰り返しなので、絶好調だったロスインゴを見た記憶ってあまりありません。
ロスインゴとしては勢いを手にするチャンス！
レスリングどんたくまでの１ヶ月間とBOSJで盛り返す！？
現時点でのロスインゴのメンバーの状況を考えても厳しいものがあります。
高橋ヒロム＝怪我で長期欠場中
BUSHI＝鷹木のパートナーと言われる状況、入場時も鷹木の曲で鷹木がメイン
EVIL＝タッグを盛り上げる宣言をするとベルトを失い、ニュージャパンカップも１回戦負け。
鷹木信悟＝新日本プロレスファンを魅了するも現在無冠
SANADA＝ニュージャパンカップ準優勝もMSGでは目立てず。次のオカダ戦に負けると厳しい。
ということで明らかに良い状況ではないもののそれぞれが浮上のチャンスがある１ヶ月間でもあります。
BUSHI＝広島でIWGPjrタッグ挑戦＆ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア
鷹木信悟＝広島でIWGPjrタッグ挑戦＆ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア（優勝候補）
EVIL＝石井とのシングル戦が組まれているので勝利すればIWGPも見えてくる？
SANADA＝オカダカズチカのIWGPに挑戦決定。勝利すれば新日本プロレスのトップに。
高橋ヒロム＝復帰が間に合えば最短でベスト・オブ・ザ・スーパージュニア優勝＆大阪城でIWGPjr王者も。
しかし、内藤哲也が浮上するチャンスが見えてきません...
内藤哲也の相手が１ヶ月間ロッキーロメロorYOSHI-HASHIという現実
これからレスリングどんたくまでの間というのは、CHAOSとロスインゴのカードが連日続きます。
これはもちろんSANADAとオカダカズチカの前哨戦、EVILと石井の前哨戦、SHO・YOHとBUSHI・鷹木の前哨戦（とその後の戦い）という構図になっていることで必然的にユニット対決が続いていくわけです。
しかし、飯伏幸太に負けてインターコンチネンタルを落とした内藤哲也はニュージャパンカップ１回戦で負けた飯伏幸太に再度負けたという状況なので「他の誰かに借りを返す」ということもなく、またどのタイトルにも関わっていく流れがありません。
結果的に、この１ヶ月間の対戦カードを見ると上記４人VS４人の構図の中にCHAOSにはロッキーロメロorYOSHI-HASHI、ロスインゴには内藤哲也が入っているという状況ですので、内藤哲也は残り少ない平成をテーマ無く過ごし、令和に入ってからも暫くはテーマがない状態で進んでいくということになってしまいます。
もちろんSANADAとオカダカズチカの前哨戦とは言っても内藤哲也がオカダカズチカに絡んでいく可能性も０ではありませんが、横やりを入れるようなことはこれまでしていないだけにその期待は薄いのではないでしょうか。
またこれからのシリーズの対戦カードを新日本プロレス公式サイトで見ると、BUSHI・鷹木・内藤の場合は一番上に名前がありますが、SANADAとEVILが入ると真ん中に名前が書かれているんですよね。
https://www.njpw.co.jp/tornament/183629?showCards=1
このシリーズを考えれば当然のことなのですが、やはり新日本プロレスの屋台骨として頑張ってきた棚橋弘至がマディソンスクエアガーデンでボロ負けして負傷して欠場している中で内藤哲也がこの状態というのは長年のファンとしてとても寂しいです。
そしてこのシリーズが終わればベスト・オブ・ザ・スーパージュニアですから、そこで強引に何かが起こって大阪城ホールでビッグマッチとなる可能性もありますが相当強引な何かがないと難しいかもしれません。
それが終わればキズナロード（特に何も起こらない次期？）が終わればもうＧ１ですからね。
もちろんＧ１優勝からの東京ドーム２連戦でIWGPとインターコンチネンタルを両方手にしているなんてこともない話しではないと思いますが、ここまで失速していると...
今でも内藤哲也は１番人気のレスラーだと思いますが、そういうレスラーがここまで扱いが悪いというのは何か意味があるのでしょうか？
もしかすると、膝のコンディションが悪いのである程度回復できるように激しいトップ戦線から外れたのかもしれませんが、それならあんなハードスケジュールの海外遠征はないでしょうからねぇ。
内藤哲也がIWGPを手にして東京ドームでデハポンの大合唱というのはいつの日にか必ずあると信じていましたが、もしかするとないまま終わる可能性も低くないのでしょうか。
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