去年の両国から大阪城ホールまでを振り返るとあまりの違いに驚いた

例年はニュージャパンカップからの両国国技館大会からレスリングどんたくへ向かい、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアがあって大阪城ホールからのG1という流れでしたが、今年は両国国技館とマディソンスクエアガーデンが置き換わっています。

たった1年ですが前年のこの時期を振り返ると今の新日本プロレスとかなり構図が違うんだなぁと驚いてしまいました。
それだけ今の新日本プロレスは流れが早いということなのですが、これだけ変化があるのにマンネリと言われたりするのは単純に昔と違って新日本プロレスワールドがあることで多くの試合を見るからなのでしょうね。

それこそワールドプロレスリングの放送だけの時代なら2年ぐらい同じことを繰り返してもマンネリなんて言われてなかった気がしますし...(笑)

2018年の春はCHAOSがイケイケ状態

当時は伏兵扱いのザック・セイバー・ジュニアがニュージャパンカップを制覇して両国国技館にてIWGP王者のオカダカズチカに挑戦。
多くのファンが「両国国技館のメインがザック・・・?」となりましたが試合は好勝負となりオカダがかなり追い込まれましたね。
最後のレインメーカーが胸にペチッと当たっただけだったのはファンの中で話のネタになっていました。

この日はIWGPjr王者のオスプレイがマーティースカルと防衛戦をして見事ベルトを死守。
そしてこの時点ではIWGP王者がオカダカズチカ、ジュニア王者がオスプレイ、US王者がジェイホワイト、NEVER王者が後藤洋央紀とインターコンチネンタルを除いたシングルのベルトをCHAOSが独占していました。

この時が一番CHAOSファンとロスインゴファンがSNSで喧嘩していた時期だったかもしれません(笑)

さて、そんなタイトルホルダーだらけのCHAOSと本隊が4タイトルの前哨戦となるイリミネーションマッチをしたのが4月13日の後楽園ホール大会。

ファンが期待していたのはオカダ・オスプレイ・ジェイ・後藤がベルトを巻いて4人で並び、YOSHI-HASHIが少し可哀想という状況・・・ではなく4タイトルの王者が並ぶというレアなシーンです。
ロスインゴは過去に全員がベルトを巻いて颯爽と登場したことがありますが、シングルタイトル4人が同チームで並ぶという新日本プロレスの歴史上でも見たことがないシーンを期待していました。

どうした後藤洋央紀!なぜセコンドにベルトを渡した!?

しかし・・・ここで荒武者であり天然さんの後藤洋央紀がまさかの行動を!!
本隊とCHAOSが交互に入場する中で、オスプレイは肩にベルトを巻き、ジェイホワイトはUSを見せつけるように持ち登場。
当然この2人はオカダカズチカが登場して4人で4本のベルトをお披露目する気持ちだったのでしょう。

しかし、次に入場してきた後藤はリングインしてすぐにNEVERのベルトをセコンドに預けてしまいます(笑)

そして最後に入場してきたIWGP王者のオカダカズチカが揃ったところで、オスプレイが後藤を指さしてオカダに何かを言います。
ジェイホワイトも後藤をチラチラ見ながらオカダに何か話しかけます。
そしてオカダも後藤を見て「ん?」という表情をして、3人はそそくさとベルトをセコンドに預けて4人の王者と4本のベルトが並ぶことはなく試合が始まります(笑)


まぁこれは一人だけベルトのないYOSHI-HASHIへの優しさ、だと思います、ハイ。

この試合は今では考えられないですが、フィンレーがジェイホワイトを倒して本隊の勝利!
そもそもこの時点では「ジェイホワイト・フィンレー・ジュースロビンソン」で外人闘魂三銃士みたいになる予感もありましたから、今と状況が全然違いますね。

4月24日にフィンレーがジェイホワイトに挑戦するも敗北し、ジェイホワイトがUS王座を防衛。

4月27日広島では後藤洋央紀とジュースロビンソンのNEVER戦がありましたが、これが名勝負でしたね。
パルプフリクションとGTRの切り返し合戦は見ごたえがありましたし、後藤洋央紀の昇天改は何度見てもカッコイイ。
また、新日本プロレス公式にアップされたジュースロビンソンが後藤にナックルを決めた瞬間の写真のインパクトに新日本プロレスファンが衝撃を受けた試合でもありました。
https://www.njpw.co.jp/wp-content/uploads/2018/01/6-9-12.jpg

4月29日はインターコンチネンタル王者の鈴木みのるに内藤哲也が挑戦をして内藤哲也が王座奪取。
試合後には内藤哲也から被災にあった熊本のファンへの「一歩踏み出す勇気」という言葉が感動的でした。
「次回の熊本大会では更に進化したロスインゴを見せる!」と宣言していましたが、今年の熊本大会の時点では内藤哲也だけ今後の大一番がなく前哨戦でもない試合なのは残念ですし、髙橋ヒロムがいないのも辛いですね・・・

そして5月4日のレスリングどんたくではオカダカズチカが棚橋弘至の挑戦を退け最多防衛記録を伸ばし、ここからケニーオメガとの時間無制限三本勝負へとつながっていきました。
またオスプレイはKUSHIDAからIWGPjrを防衛して、この時点でもCHAOSのベルト保持率がかなり高い状態をキープしていました。

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで髙橋ヒロムが優勝、僕の中では同年のG1よりベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの方が面白かったと感じました。

そして大阪城ホールでIWGP時間無制限三本勝負でケニーオメガがついにオカダカズチカを破りIWGP王者に。
ケニーは「このベルトを持って新日本プロレスを背負っていく」的なことを言っていましたが、半年後には・・・

同日には内藤哲也がクリスジェリコに負けてインターコンチネンタルが流出。
そして髙橋ヒロムがオスプレイを倒してIWGPjr王者になりました。

と、ざっと振り返っても昨年と同じなのはオカダカズチカがIWGP王者というぐらいで、オスプレイ・後藤・ジェイホワイトは丸腰、内藤哲也も丸腰の上に何かしらのベルトとも接点がない状態。
髙橋ヒロムは不在のままですしケニーオメガやKUSHIDAはすでに退団していますから状況があまりにも違います。

しかも棚橋弘至も怪我で復帰が未定ですから昨年より新日本プロレスの戦力ダウンしているはずなのですが・・・どういうわけかそんな印象は全くありません。これが新日本プロレスの層の厚さなのでしょうね。

現在の王者はIWGPがオカダカズチカ、インターコンチネンタルが飯伏幸太、US王者がジュースロビンソン、IWGPjrがCMLLのドラゴン・リー、NEVER王者がROHのジェフコブということで、昨年と違ってバラけていることも違いですね。

上半期の大一番となる大阪城ホールでは誰が王者として、誰が挑戦者としてリングに立つのでしょうか。
何だか全て移動してもおかしくないような予感もしますが...

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