いつの日か純正品の新日本プロレスをマディソンスクエアガーデンで見たい

マディソンスクエアガーデンが終わりました。
興奮冷めやらぬというところで、今週はあと3回ぐらいこの大会を見ると思うのですが終わった直後の感想としては...他団体に食われた選手も多いなぁと思いました。見直したら全然違う感想になる可能性もありますけどね。

バトルロイヤルではグレートムタが全て持っていきましたし、NEVERはオスプレイからジェフコブに流出。
ストリートファイトは大盛り上がり(ジュースもいましたが)ジュニアの3WAYは最終的に王者石森が蚊帳の外でドラゴンリーとバンディードが試合を決めてしまって石森はすぐに去ってしってしまいました。

タッグ4WAYでは新日本プロレスファンとしてはタマトンガ・タンガロアが勝利してくれたことは嬉しいですが、EVILとSANADAが完全に空気で蚊帳の外状態。

棚橋弘至はドラゴンスープレックスもハイフライフローも使うことなくザックセイバージュニアに15分で手も足も出ずに敗戦。

内藤と飯伏は激戦でしたが、内藤の膝が相当ヤバそうに見えましたしこの試合は20分でしたがここまでが意外と試合時間がコンパクトというのも気になりましたが・・・メインイベントでオカダカズチカが勝利した途端に終わりましたので放送時間がなかったんですね。
逆に言えばもう少し伸びている試合があったら、メインイベント途中で放送が終わるということもありえたのかもしれません。

恐ろしい・・・

ただもう1つの理由としてはセミファイナルのラダーマッチが長い(笑)
でも試合としても凄かったんですし、映像で見る会場は盛り上がっていましたね。
僕としてはマーティースカルが好きなので楽しめたということなのかもしれませんが、マディソンスクエアガーデンの会場の雰囲気だとどうしてもROHの方が合うし盛り上がるんでしょうね。


あとダブルメインイベントとした理由もわかったといいますか、これはROHと新日本プロレスの戦争でもあった大会なんだなと。
新日本プロレスとWWEとか新日本プロレスとかAEWの間接的な戦争だと思っていましたが、実際に見てみるとROHも凄い団体ですし、ROHとの戦いは新日本プロレスの目の前にあるんだなと思いました。

ただメインイベントはオカダカズチカとジェイホワイトが新日本プロレスらしいタイトルマッチを見せてくれたと思いますし、ジェイホワイトもオカダカズチカも凄いレスラーだなと、超人だなと思いました。

オカダとジェイホワイト、そしてオスプレイやSANADAでIWGPを争っていくとなると世代的に内藤や後藤や飯伏ですらIWGPは遠くなっていきそうですが、5年後にもなればそうでも今現在~2年後ぐらいまでは誰がIWGPを巻いてもおかしくないぐらい選手が揃っている新日本プロレスですので、オカダカズチカ長期政権ではなく多くの選手がIWGPを手にしていくような気がします。

またNEVERやインターコンチネンタル戦線も面白いですが、やはり新日本プロレスはIWGPが頂点のベルトなのですからIWGPを巡る戦いに多くのトップレスラーが絡んでいってほしいものです。

あとは・・・いつの日かマディソンスクエアガーデンで新日本プロレス単独興行をしてほしいと思いました。
興行をコース料理だと考えるとやはり今回のカードは食あたりを起こすというか・・・(笑)

エンタメの比重を増やすよりも純正品の新日本プロレスの大会をマディソンスクエアガーデンで見てみたいなと。
海外の新日本プロレスファンの人もそう思っているような気がするんですけどね。


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