ニュージャパンカップ優勝者はオカダカズチカ!そしてSANADAとの再戦を約束

ニュージャパンカップ決勝戦。
IWGPとプライドを取り返すためにマディソンスクエアガーデンを目指すオカダカズチカ。
そしてオカダカズチカに4連敗中もついに大きなチャンスが見えてきたSANADA。
同学年の2人が32人の頂点に立ち未来への扉を開く大一番が開催されました。

まず、試合前に柴田選手が登場して解説席に登場!!


柴田選手のロス道場での活動は新日本プロレスワールドで見ていますが
いつの日かレスラーとしてリングにもう1度立ってほしいですね・・・

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緊張感に包まれたニュージャパンカップ決勝戦

試合序盤は新日本プロレスらしいじっくりとした攻防となりました。
派手さはありませんがヘッドロック1つにも緊張感があるのはこの試合の価値と重要性を誰しもが知っているからでしょう。

そんな緊張感の中でSANADAが見せたパラダイスロック...歴史の中で最もシリアスなパラダイスロックですよね(笑)


この序盤はどちらかと言えばオカダカズチカのペースで試合が進みました。
余裕のある王者の戦い方と言うのでしょうか、どちらもタイトルホルダーではないですし、お互いが同じトーナメントを勝ち上がってきたわけですがやはりオカダカズチカに対してSANADAが挑戦しているという構図になります。


オカダは笑顔すら見せている時間帯がありましたが、低空ドロップキックからペースを掴むと、SANADAはスピードある技の連続から場外でのトペコンヒーロで流れを取り戻しました。

しかし即座にまたオカダが自分のペースを取り戻し、前方回転からのリバースネックブリーカ、そしてダイビングエルボードロップからのレインメーカーポーズで完全に自分の空気を作ろうとしましたが、その空気をスワンダイブのミサイルキックで切り裂くSANADAの一瞬の動きに大歓声のSANADAコールが巻き起こりました。


それでもオカダは即座にドロップキックで逆襲すると場外でのエグいDDTを繰り出しニヤリと笑う余裕を見せ「こうやるんだよ」と言わんばかりのミサイルキックを発射。


この流れでツームストンパイルドライバーを狙うオカダに対して今度はSANADAがツームストンパイルドライバー返すなど、お互いのプライドと意地のぶつかり合いが続き試合は佳境へと向かっていきました。

今のSANADAでも届かないオカダカズチカという壁


大ダメージを負ったオカダに対してタイガースープレックスでカウント2.9。
そこからのムーンサルトプレスで勝負に出たSANADAでしたがこれを剣山で返されると、逆さ押さえ込みからのレインメーカーでオカダが逆襲し、ドロップキックからツームストンパイルドライバーとオカダのフルコースでSANADAを一気に追いこむ。


とどめのレインメーカーを狙いましたがそれをSANADAがスカルエンドで返す。
それをまたオカダが返してレインメーカーを狙うものの、SANADAもレインメーカーを狙いますが、それを返したオカダがスカルエンドを狙い、それをSANADAがスカルエンドで返すという凄まじい攻防が繰り広げられました。

そこから旋回式からのスカルエンドでSANADAがオカダをリング中央で完全に捉え、動かなくなったオカダをフォールするもののオカダは無意識に肩を上げる。
そこでSANADAはムーンサルトプレスを発動するもオカダが避けて今日2発目の不発となってしまいました。

あっという間に30分が経過したところでオカダのショットガンドロップキックをまともに的中させるも、SANADAはそれを耐えてTKOを繰り出すもカウントは2!!


ここで今日3回目のムーンサルトプレスを狙うもオカダがSANADAの足にすがりついて抵抗。
それを剥がしてトップロープに上がるも更に足を掴むオカダでしたが、そこからのスカルエンドをSANADAが狙うという奇策に出ました。
しかしオカダカズチカは更に上を行き、回転してツームストンパイルドライバーで落とすとローリングレインメーカーから正調のレインメーカーを繰り出しオカダの勝利。

終わってみればオカダカズチカの完勝という印象ですね・・・
SANADAはスターになるチャンスでしたが、オカダカズチカに5連敗という十字架を背負うことになりました。

オカダカズチカはSANADAとの再戦を約束!そしてジェイへの勝利を宣言!
さらには柴田との握手も!

試合後にマイクを握ったオカダカズチカは、マディソンスクエアガーデンから戻ったら最初にSANADAと戦うと宣言をしました。
これはもちろんIWGPを取って帰ってきて、最初の防衛戦をやろう!ということだと思います。
その時にまたSANADAが負けると後藤化していく恐れもありますので、SANADA的には機が熟すのを待つのも手だと思うのですが(笑)

ただその時には背水の陣、背水のコールドスカルSANADAでしょうからね。楽しみですし期待できるのではないでしょうか。


外道さんとジェイがマイクでアピールをしに登場しましたが、相変わらず外道さんはマイクが上手い&ジェイが喋るとブーイングが多すぎてちょっと鬱陶しいという感じでしたね(笑)
まぁブーイングが出るのは当然なのですけど、マディソンスクエアガーデンでメインを張る二人ですから大歓声で送り出しても良かったような気がしなくもありません。

英語でまくしたてるジェイに対してオカダが「何言ってるかわからないけど」と笑いを取りましたが、この時にミラノさんが「オカダは中卒」と解説したのは流石に要らなかったのでは・・・と思いました。
僕はミラノさん大好きなんですけど、この手の発言はクレームも来るでしょうからね(汗)
まぁ中学卒業してメキシコ言ったオカダカズチカですから、そんなことをすることが凄いので僕は褒め言葉だと思いますけど、今の時代はクレーマーが山程いますからね。


試合後には柴田選手とオカダカズチカの握手という名シーンも生まれました。
2017年に柴田がニュージャパンカップを優勝して4月にオカダカズチカとタイトルマッチがあり、そこで大きな負傷をしてから柴田はリングで戦うことができなくなりました。

翌日の記者会見でオカダは「柴田さんは約束を守る男だから、また戦おうと約束します」というようなことを言っていたのですが、あの時に涙ぐんで言葉が出なくなったオカダですから、柴田の前で優勝するということはとても大きなことだったことでしょう。
自分と戦って怪我をした柴田がいる前で情けない試合なんてできないでしょうからね・・・

そんな柴田もマディソンスクエアガーデンに行くと宣言しましたし、もしBULLET CLUBが介入するようなことがあれば・・・もしかするかもしれませんね。

兎にも角にも今年のニュージャパンカップが終わったわけですが、こんな素晴らしい試合の数々を提供してくれた新日本プロレスと全レスラーに心からの感謝をしたいと思います。
コンテンツが生まれた日から思ってますけど新日本プロレスワールド・・・安すぎるよね(笑)
値段を3倍4倍にしてもいいと思うんですけどねぇ。

まぁ、そんなわけで次はマディソンスクエアガーデンですね。
まだこれからカード決定やいろいろな動きがありますので、新日本プロレスから目を離せない日々は続きますね!


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