EVILと石井の因縁勃発!内藤と飯伏が霞むほどの展開!?

内藤と飯伏のインターコンチネンタル前哨戦というようなテーマが濃いタッグマッチでしたが、その他にも魅力的な組み合わせが多いことで何かが起きそうだと思っていた試合でしたが・・・ここへ来てEVILと石井の因縁が勃発という熱い展開になりました!!
また、試合前半は田口劇場、終盤はこのメンバーの中で成田が大活躍して視線を独り占めするなど内藤と飯伏がここへ来て目立たなくなるという事態に。

ただこの「俺が俺が!」という気持ちこそ新日本プロレスだと僕は思いますので、かなり興奮する試合でした!

田口劇場に参加しない石井

試合序盤は田口監督が大活躍でしたが、石井が加わるのか?ということは誰しもが考えるところ。
しかし誰しもが考えるように「加わらない」という結果になりましたね(笑)
そもそも試合が開始する前の時点で石井と他の3人の距離が非常に遠く、またこれが石井のカッコいいところだと思いました。
曲げない曲がらない折れない折られない男ですからね。


田口がノリノリでも見てもいない、というか見たくなかったのでしょう。
石井はたまーにですが笑いをこらえきれないときがありますからね(笑)
YOSHI-HASHIのインタビューとか北村の落下とかで何度か崩壊したこともありました。


その後、試合は石井とEVILが不穏な空気になり「おや?」と思ったシーンがありましたが、全体的には成田の頑張りが凄まじかったです。
結果的には鷹木に3カウント負けをしてしまいましたが、あわやという瞬間も作りましたし本当に成田の急成長は恐ろしいです。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアにはぜひエントリーしてほしいですし、全敗で終わるようなレベルではないと思います。


海外遠征に行かずに新日本プロレスだけで育ってもいいのではないかと思うんですよね。
棚橋だって武者修行と言えるレベルのことはしていないわけですから。

EVILと石井が大乱闘 シングルマッチは待ったなしか?

試合途中から不穏だったEVILと石井ですが、試合後に大乱闘を繰り広げました。
その気迫たるや内藤と飯伏のことをすっかり忘れるほどで、本人たちも「あれ?」と思ったのではないでしょうか。
それぐらいこの二人の激突の迫力がありましたからね・・・、カメラもこの二人ばかり映していました(笑)


EVILはストレスが溜まっているはずです。
IWGPタッグの価値を上げると宣言していたのにベルトを失うという去年の悪い再現をしてしまい、ならシングルで結果がほしいところでしたがニュージャパンカップは1回戦負けで良いところなし。

一方で相方のSANADAは決勝戦まで進みマディソンスクエアガーデンへの切符まであと1勝となっている上に、目の前に立っていた石井はこのニュージャパンカップでの裏MVPといえるぐらいに名勝負を連発しているわけです。

EVILからすればイライラをぶつけた時に全力で答えてくれる石井を狙うのは当然ですし、石井も全力でそれに答えたからこそのこのぶつかりだったのではないでしょうか。

また、もしかするとEVILの気持ちの変化もあるかもしれません。
ロスインゴのヘビーの中では大きく遅れを取っている現状ですし「ロスインゴで自分は輝けるのか?」と思っていても不思議ではありません。

試合後のグータッチも悩んだ末に間をとって一瞬だけタッチして、すぐに花道を下がっていきましたからね。

そして、花道を下がるEVILは何かを決意したかのような表情、気合いが入った表情、怒りの表情、様々な感情を想像させるこれまでに見せたことがないような顔で引き上げていきました。


EVIL推しの僕としてはここから這い上がってほしいですが、この表情には期待を感じます。
内藤はカリスマ的人気、SANADAの急成長、鷹木の勢いなどユニット内でのEVILの立ち位置は実はかなり厳しい状態ですしね。
これでヒロムが戻ってきたら5番手の存在になってしまうかもしれません。
うかうかしてたらジョバーになっていく可能性だって0ではありませんからね。

ここから巻き返してG1で本命視されるぐらいまで爆発してほしいものですし、そのキッカケを石井に求めるのは大正解なのではないでしょうか?


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