タイチがNEVERに照準を合わせるもジェフコブの順番待ち?田口は単価を下げる宣言

ニュージャパンカップ公式戦以外も様々な動きが起こっている今シリーズ。
その中でも注目となっているのがタイチとオスプレイのNEVER戦がどうなるか?ですね~。
ジュニアからヘビー転向したタイチとジュニアのまま無差別王者となりヘビー級を倒しまくっているオスプレイですが、昨年の因縁もありますし今後の展開がとても楽しみです。

オスプレイがジェフコブの名前を出したことへのタイチの怒りが大爆発

先日タッグマッチで激突した二人ですがその時からタイチはオスプレイを意識していましたし、オスプレイもタイチに対してNEVERのベルトを掲げたのにも関わらず、試合後にオスプレイはジェフコブとROHのタイトルを懸けたダブルタイトルマッチを希望している発言をしました。

これには僕もですし恐らく新日本プロレスファンの方々も「ん?」と思ったのではないでしょうか。
リング上で因縁が生まれて王者がベルトを掲げて挑発した後のバックヤードで別の選手とのタイトルマッチを希望するなんて前代未聞だったりしますからね(笑)

これには当人であるのにシカトされたタイチが激怒するのも当然で、試合後にオスプレイを絞り上げNEVERを手に挑発をし、さらにはNEVERのベルトを踏みつけるなど徹底的に挑発をしました。

それで何だよ!? 『気にいらねぇな』ってアピールしてやればよ、『俺はそんなことより、次、“誰それ”とやりてぇ』っつったよな!? 誰だかわかんねぇよ。どっかで。俺のことは眼中にねぇとでも言いたいのか、お前!? その言い方は。まあ、いいよ。それならそう思ってれば。ベルトは別にどっちでもよかったけどよ。気にいらねぇテメェ、調子に乗ってるテメェがよ、巻いてるそのベルト、引っぺがしたくなってきたな。

明日も(オスプレイと)やらせるように(新日本プロレスに)言っとけよ。(※マスコミに対し)オイ、言っとけよ、お前。お前か!? 言っとけよ。言っとけよ、この野郎! 明日ももう1回ディスプレイ(オスプレイ)だ。何だったら明日(タイトルマッチを)やるか!? 明日、引っぺがしてもいいぞ。

試合後にもコメントで怒りをぶつけていますし、明日にでもタイトル戦をやるか?ぐらいの勢いです。
僕的にはタイチ好きでもありますし、またNEVERのベルトのデザインとか色合いがタイチのコスチュームに合っているので、タイチNEVER路線が見たいんですよね・・・。オスプレイはIWGPを狙いやすくなると思うし一石二鳥。


しかーし!!オスプレイがわざとやっているのか若干天然なのかわかりませんが、試合後のコメントがタイチをまたしてもスカす感じになっています。

「俺のベルトなんだから、誰にも許可を得る必要はないはずだよな!? マディソン・スクエア・ガーデンでROH TVチャンピオンシップを獲ったあかつきには、このベルトを懸けて、タイチお前とシングルマッチをやってやる」

これ僕的にはツボに入りました(笑)
散々挑発されて踏みつけられた後に(ちょっと伝えやすくするために誇張します)「NEVERは俺のベルトなんだから誰にも許可はいらない!よっしゃやったろうやないかい!マディソンスクエアガーデンでタイトル戦して勝ったらな!」ですから、何かイメージ的には吉本新喜劇で上着脱いてすぐ着て「着るんかい!!」みたいな感じに見えちゃうんですよね。

で、またROHのTV王座を取ったときにはNEVERの方をかけて試合してやるよ!って保険かけてるみたいでカッコよくない(笑)

翻訳が違うのかもしれませんが、コメントの部分ではタイチとオスプレイって合わないなぁと感じてしまいました。

田口監督はベスト・オブ・ザ・スーパージュニアからのG1出場宣言!?

試合後に、どういうわけかザックにずっと足を痛めつけられていた可哀想な監督。


試合後には潮風のくだりもありましが省略するとして、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアからG1出場をしてフル出場で単価を下げるという妙な意気込みを見せています。

単価を下げるというのはレスラーは年棒制なので、決められた金額に対して沢山試合にでれば1試合辺りの田口の単価が会社から見て下がるのでこういう表現なのでしょうけど、確かに天山広吉に勝利して棚橋弘至とも良い勝負をしたのですからG1出場の可能性も0ではないのではないかと思います。

というかむしろ出場してほしいです。役割としては当然優勝争いは厳しいとしてもですよ、最終戦辺りで「勝てば決勝進出決定」みたいな相手から金星を取って阻止する役目に超適役じゃないですか。
田口が勝ってくれたから後藤が決勝に行けた!とかそういう流れは熱いですからね・・・

ただ田口監督が何を目指しているのかは今とっても謎だったりします。
ライガーさんが引退するかと言って本隊ジュニアのトップとして戦うという感じでもないですし、ヘビー超えを狙うとかヘビー転向ってことでもなさそう。
また、考えてみると明確なライバルってのがいないんですよね田口って。アポロ55とゴールデンラヴァーズの時やプリンスデヴィットと決裂した時などは良かったのですけど。

やっぱりプロレスってライバルがいない選手は辛いものですよね・・・
長州と藤波、闘魂三銃士、四天王、まぁ新闘魂三銃士もそうですか、ワンセットにされているし組むこともあるけど基本的には個という関係性じゃないとライバルの構図が生まれにくいのかもしれません。

今の新日本プロレスだとんユニットというくくりなので、例えばSANADAとEVILは心の底ではライバルなんだけど実際に戦うことなんて年に1回あるかないか(G1など)ですし。
今だとジェイホワイトのライバルは?と言っても別にオカダや棚橋がライバルって感じでもないですが、数年前はAJとオカダと棚橋は三つ巴のライバルって感じだったので盛り上がったと思います(中邑の存在も重要でした)

このような構図が今後沢山出てくるといいんですけどね。
初めてプロレスを見せる友人に「この人とこの人はライバルなんだよ」って伝えることができるものがあるかないかって重要だと思うんですよ。


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