笑顔の獣神サンダーライガー、2020年東京ドーム大会での引退を発表

怒りの獣神、、、ではなく笑顔の獣神が引退発表。
2020年の東京ドーム大会にて引退試合を行なうという発表がありました。

平成元年の東京ドームでデビューし、そして新元号の東京ドームで去るという御本人もおっしゃるように超カッコいい締めくくりとなりますし、世界中どこでもメジャーもインディーも問わずジュニアと言えばライガーと呼ばれますがそれ以上に、まさに平成を駆け抜けた平成の象徴的なレスラーとしてキャリアを終えることとなります。

飯塚選手が引退したばかりですし、やはり獣神サンダーライガーが2020年の東京ドーム以降存在しなくなるというのは考えるだけでとても寂しいですね。

会見中には高橋ヒロムから届いたLINE(記者宛に)に回答するシーンもありました、やはり高橋ヒロムも早く怪我を直してライガーと戦って「新日ジュニア」を引き継いでいかないといけないと思います。

そんな高橋ヒロムに対しては「仲間内じゃあな、あんまり意味もなくなくねーか?」と言いつつ、「それより早く怪我を治してくださいってことですね。やはり、レスラーはリングに立ってなんぼだから。復帰してから改めてもしボクと闘ってもいいよってヒロム選手が言うのであれば、もちろんシングルでやりたいと思いますし。ただ、これはもうレスラーもファンの皆さんもそうだと思いますけど、やっぱりヒロム選手に早くリングに復帰してもらいたいと思ってると思うので、まずはそこが最初じゃないかなと思います。

という発言もしています。

まぁ最初の「仲間内じゃあな」という発言の方が僕は「おっ?」と思ったんですよ。
というのはこの高橋ヒロムの立候補というのはライガーが発言した「辞めるなら俺がライガーとやりてーよって人がいたらちょっと手を挙げてほしいですよね」に対してなので、この時点でライガーが考えいる選手というのは団体外の選手ということになります。

そりゃもう日本中&世界中にライガーに憧れている選手がいるわけですし、因縁のある選手もいるわけですからここから10ヶ月間の間にライガーは世界中で色々な選手と戦うのかな・・・って思いますね。


鬼神ライガーなのか、山田K一なのか分かりませんが(笑)
これは以前から言っている発言なのでね、関連性はわかりませんけど。

獣神サンダーライガーの引退までにぜひやってほしいこと

ライガー選手はやり残したことはないと言ってますし、本当に色々な夢を叶えてくれたレスラーなのでたしかにその通りだと思いますが、やっぱり引退までにやってほしいことはまだ沢山ありますよね。

1:マディソンスクエアガーデンでの試合
やはりライガー選手がプロレスラーになろうと思った試合がマディソンスクエアガーデンでの藤波辰爾選手の試合なので
ぜひ獣神サンダーライガーにもMSGの地で大暴れしてほしいです。

2:高橋ヒロムとの試合
これは先程の通りで、本来ならKUSHIDA選手に託したはずの新日本プロレスジュニアですがKUSHIDAが退団してしまったので・・・というかこれから先の新日本プロレスジュニアを背負うのは高橋ヒロムですから、闘魂伝承ならぬ獣神伝承を。

3:間に合うか!?川人との試合
CMLLで武者修行中の川人ですが、彼の年齡を考えると当然今後の新日本プロレスジュニアで大活躍してくれないと困ります。
武者修行も当然重要なのですが、このままライガーを味わうことなくすれ違ったままでいいのか?とは思うわけですよ。
ライガーを知る最後のジュニアとなる可能性もある年齡と現場ですが、仮に帰国するなら即ライガーとやってほしいですし、CMLLでライガーとシングルというのも見てみたいです。

4:90年代に戦った相手との再会
エルサムライ、カシン、大谷、高岩、先日逮捕されてしまいましたが金本、サスケ、佐野、などなど・・・
試合が見たい候補は90年代を思い返すとあふれかえるぐらいにいますし、そういえば一度ライガーとタイガー(初代)でのエキシビションマッチがあって、その後に佐山さんが「コンディションがよくなったらもう1回」と言ったきりになっているので、そこも見てみたいなぁと思います。

5:鈴木みのるとの試合
僕としてはこれが一番です。
鈴木みのるがプロレスに戻ったのはライガーの影響が大きいです。それなのにライガーとの絡みはあまりなかったですからね。
もちろん鈴木軍の鈴木ではなく、1レスラーの鈴木みのると獣神サンダーライガーの試合が見たいわけですが。

鈴木みのるは飯塚が引退&ライガー引退発表、高山選手の件もありましたし心の同士が次々とリングから去っている状況なので、寂しいだろうなぁ・・・

引退後も道場に住む?鬼コーチとなるのか、それとも風になったはずの男が戻ってくるのか

インタビューの最後に清野アナが「引退後は道場からいなくなるのか?」については「それはわからない」と回答し、更にこのように続けました。
「(住み続ける可能性が)十分あるね。これはどういう意味か?って皆さん考えてください。これはまだ発表しちゃいけないと思うんだよね。またいらんこと言いやがってって怒られちゃうんで。」

この「またいらんこと言いやがって」というのは昨年の「俺、本隊を裏切るやつがわかっちゃった」発言のことなのでしょうか(笑)

※結局その後、ジェイホワイトの言う「オカダの周りにいるもう1人の裏切り者」という話は現時点では無かったこと状態ですね・・・

まぁ道場にライガーが残るのであれば、山本小鉄さんのような鬼コーチ、いや獣コーチ?神コーチ?鬼神コーチ?になるとも想像することができます。

超薄いところだと山田恵一がようやく1989年から30年以上を経て遠征から戻ってくるということでしょうか(笑)
獣神サンダーライガーはジュニアの頂点でありレジェンドでもありますが、マスクマンのそれでもあります。
しかしマスクマンなのにデビュー当初から中身が山田であることはマスコミも実況も隠さず、何なら本人まで口にするという異例のレスラーだったわけです。ライガー本人も「山田は死んだ。リヴァプールの風になった」と発言をしていることが有名です。

まぁプロレスの世界・ギミック・そして現実と色々と混ぜ合わせて考えると面白いのが、このまま山田恵一が戻らないと新日本プロレスという会社の不祥事ですし(笑)また山田恵一としても新日本プロレスのファンにお別れを伝えていないことにもなりますからね。

でも・・・やっぱりコーチなのかなと思います。
新日本プロレスの道場からライガーが次々と若手を生み出し、ロス道場では柴田が若手を生み出しとしてくれれば、新日本プロレスらしい闘魂ってのがどこかに残りそうな気がしますからね。


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