棚橋弘至とジェイホワイトの公開調印式。ジェイの言うことがケニーと同じ?

棚橋弘至とジェイホワイトの公開調印式。
IWGP王者棚橋弘至が今新日本プロレスで最も勢いがあるジェイホワイトを
退けることができるのか?という注目の試合です。

本当に棚橋弘至というのは凄い選手ですよ。
超える壁はしっかり超えて絶対王者時代を作り、誰しもからエースと呼ばれ
一時期は落ち込んでいたこともありますが再度IWGPをしっかりと巻き
そして一回り以上年下のジェイホワイトの壁とならないといけない。

中邑・真壁という好敵手との戦いをしながら
若い内藤や飯伏の壁にもライバルにもなり、そして外敵がこれば
棚橋弘至は真っ向から戦い続けてきたわけです。

オカダカズチカに敗れてレインメーカーショック起こったのも
もう7年前のこの時期だったわけですが、そこからずっとオカダとの戦いがあり
今では更にオカダより若いジェイとの対峙をする立場でいるなんて
これは他のレスラーでは誰も真似ができないことでしょう。

もう棚橋弘至に世代闘争なんてありません。
年齡なんて関係なく、ただエースとして、ただ新日本プロレスも象徴として
様々なレスラーと戦うことが棚橋弘至の闘争なのでしょう。

一方のジェイホワイトは26歳にしてヒールとして完璧と言える存在で
間違いなく近い将来にジェイ時代が来るでしょうし、全国各地でジェイが受けるブーイングは
「バカヤロー!」ではなく「いいぞジェイ!」のブーイングです。
この年齡でそんなことができる選手はどの時代にもいなかったと思います。

僕もジェイは大好きな選手ですが・・・
何だか今回は違和感を覚えました。

喋る内容がほとんどケニー状態

まずジェイはこの手の会見で話し出すと長すぎるんです(笑)
英語なので通訳の問題かもしれませんが、とにかく長い。
これはケニーオメガも同じ傾向にありましたが、長いことでしっかり内容は伝わりますが
勢いがない演説のようになってしまっています。

例えば「赤と青の信号があり赤の時はとまれ」と言えば「青で渡るんだ」と想像できますが
ジェイやケニーの場合は「赤と青の信号があるとして、赤のときは止まるんだ、そう必ず。そして青の時になると渡るんだ、それは赤になる前に道を渡りきらないといけないんだ。そして黄色というのはまた違って・・・」みたいな(笑)

全体的にジェイの話をまとめると
・俺が団体を背負う方が金を生む
・棚橋はもう年寄りだ
・棚橋はコンディションが悪い
・そういうことを会社もファンも気が付かないふりをしている
・棚橋はファンのためにボロボロでも戦う
・ファンはそんな棚橋を応援することで棚橋を苦しめている

ケニーと言ってること同じじゃないっすか。

まぁケニーも新日本プロレスを去り、次のBULLET CLUBというか
外国人ヒールのエースがジェイになるので引き継いだといえば聞こえはいいですが、
ケニーのようにジェイも長々と同じことを喋っているだけというのはいかがなものでしょう。

試合後のコメントだと鋭いナイフのような言葉が出てくるジェイなので
この手の会見の時も試合後のような感じでいいと思うんですけどね・・・


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