開催真っ最中のファンタスティカマニアですが
タッグでKUSHIDA選手と戦ったタイチ選手の試合後のコメントを見て
鼻の奥がツンとなるように涙を誘われました。
またKUSHIDA選手のコメントもなんだかいいなぁと思いましたので
公式サイトからの引用でご紹介したいなと思います。
KUSHIDA「タイチ、この野郎。ジュニアで結果残せなかった男が、ヘビー級へ行ってベルト獲れるわけないだろ。そう、ヘビー級へ行って寂しかったよ。でも、うれしかったよ。NEVER(無差別級)のベルト獲って、ジュニアとタイトルマッチするんだろ? 約束は守れよ。しっかりチェックしとくから」
KUSHIDA選手も、タイチ選手もプロレスという大きな海の中で
いろいろな島に上陸し戦い、お互いハッスルにも参戦するなどして
そして新日本プロレスに来てジュニアヘビーとして戦った間柄ですから
通じるものというのは当然あると思いますし、二人は敵であり仲間でもあるのでしょう。
熱さが失われつつある時代ですが、なんだか熱い男同士の絆を感じました。
タイチ「それとテメエ、KUSHIDA、この野郎。ふざけた野郎だな。テメエみたいな、どこぞの馬の骨かわかんないヤツがよ、拾ってもらってよ、こんなところに。それがクソぶっかけてやめるってか。その程度だ、お前は。まあいいよ。そのうち、食いっぷちに困ったら、俺に言ってこいよ。タカタイチ興行、第1試合で使ってやるよ。俺は優しいからな」
これもまたいいですね・・・
二人共「この野郎」から始まり攻撃的な言葉を言うものの最終的にはお互いエールを送れる関係性。
新日本プロレスジュニアの絆を凄く感じますよね。(タイチ選手は今はヘビーですが)
「どこぞの馬の骨かわかんないヤツがよ、拾ってもらってよ、こんなところに。」
この言葉なんて、タイチ選手は自分自身のことも言っていると思うわけですよ。
新日本プロレスへの愛も感謝も感じますし、今回KUSHIDA選手の退団であったり
ELITEの離脱(恐らく)やケニーオメガの動向、同じユニットの飯塚選手の引退決定など
色々なことがある中で「俺は新日本プロレスで生き抜くぞ」という凄く強い気持ちが
言葉から感じて、僕としてはとても感動しました。
「食いっぷちに困ったら、俺に言ってこいよ。タカタイチ興行、第1試合で使ってやるよ。」
この最後の言葉も、これを皮肉だとして受け止めるファンもいないでしょう。
溢れ出す皇帝の感情を見ているとね「あぁ本当にKUSHIDAは退団するんだなぁ」と再確認しました。
そんな中、最後新日本プロレス本隊のジュニアのエースとして
返り咲く必要と責任がある愛しの田口監督は石森選手とのタイトルマッチに向けて
このようなコメントをしています。
田口「昨日、今日と、チャンピオン、マスクに一切、手をかけないという、素晴らしいチャンピオン。チャンピオンとしてのプロレスをしてくれて、正々堂々、(タイトルマッチが)楽しみです。ありがとうございます、チャンピオン。反則、乱入のない、正々堂々と、1対1、宮城出身の男同士、正々堂々やりましょう。そうですね、セイキの決戦。男と男、男を懸けた、セイキの大決戦。セイシをかけた、熱い男の闘い。ほとばしるものが、とめどなくあふれ出る……大阪府立体育会館、見に来てください。ナマで。何も被せることなく……ビンビンにさせます」
そのうち新技「ソフトオンデマンド」とか出しそうで怖いぜ。
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