あけましておめでとうございます。
今年もこのブログではプロレスの話、格闘技の話、サッカーの話を中心にして
好き勝手に更新していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

朝9時から年越しまでRIZINで終わった大晦日

さて、大晦日はPPVで朝9時からRIZIN「やれんのか」を見つつ
お昼からはRIZIN14を見てぶっ通しで格闘技漬けの状態で年越しをしました。
年越しをしてすぐ初風呂に入り・・・何度も頭の中でメイウェザーと那須川天心を
リピートして色々な感情が込み上げて来ました。

「やれんのか」に関しては、朝倉兄弟は来年更に飛躍するだろうと思いました。
本来なら午前より午後で良いカードを組んでほしかったところですが・・・
渡辺華奈 vs 杉山しずかは秒殺での杉山が負けてしまいましたが
これに関しては「レフェリーのストップが早すぎる!」という声も多いようです。
ただ、見直してみると完全に意識が飛んで倒れた衝撃で意識が戻っているだけなので
あそこで止めないとパウンドも食らうわけですから、ストップは仕方ないのではないかと。

川尻達也 vs 北岡悟
これは僕世代には感情が入る試合でしたし、伝わるものがありました。
勝ち負けを超えて何かを感じる試合というのは格闘技だけではなく
スポーツでは大切なことだと思いますが、それができるのがこの世代だと思います。
来年はライト級GPが予定されていますが、負けたとは言え川尻も出てほしいですし
北岡、五味、矢地も出場して日本人の意地を見せてほしいですね。

午後になりRIZIN14がスタートしましたが、再起をかけていたRENAが
減量失敗で脱水症状などで倒れて欠場となってしまいました。
コンディション調整不足もあったと思いますし、本人の意思でエントリーしているので
これは全て本人の責任として受けるべきですね。
対戦相手は24時間かけて日本に来ているわけですから、大変に失礼なことです。

ただこれ以上ないところまで落ちたRENAがここからどう再起できるのか。
浅倉カンナへのリベンジはもちろん、山本美憂もレベルアップしてきた中で
更には浜崎朱加まで辿り着くのか?という部分でも楽しみです。
もしくはこのままフェードアウトするのかもしれませんが。

佐々木憂流迦の試合が前半戦の注目カードでしたが、個人的には微妙に感じました。
ここでこの内容で勝利してすぐ堀口との試合というのも盛り上がらないので
4月ぐらいにもう1発勝ってからになりそうな気がします。
ただ実力はもちろん高いですしキャラもルックスも目立つので
どんどんプッシュしてほしい選手ですね。

真珠・野沢オークレアは現役軍人との試合でしたが、これは恐らく
ある程度オークレアを勝たせたいマッチングだったはずなのですが
ものすごく相手の完成度が高かったです。
顔ぐちゃぐちゃにされましたからね・・・スタンドでも寝技でも差があったように見えました。
逆に言えばこの相手、ヤスティナ・ハバは強烈なインパクトを残したわけですし
美人ですし軍人というキャラもあるので今後も継続オファーしてほしいです。
こういうわかりやすい選手というのは必要だと思うんですよ。

元谷友貴は三角絞めからネックシザースのような形で顔面を締め潰すような形で
ギブアップ勝利をしましたが「おもしれー」って叫んでしまいました(笑)
向きとか形が違えどプロレスでもネックシザースはあるわけですが
確かに両膝で顔面を全力で挟んだらそれだけで殺人技だよなぁと・・・
あの判断力と元谷友貴の無表情さが相まみえて印象にかなり残りました。
ぜひ堀口と元谷の試合をもう1回組んでほしいですね。

髪をかきあげている間にKO負けしたことで話題の矢地ですが
今回は事前にインスタグラムにバリカンの写真をアップするなど
話題を振りまいて伏線を作って・・・ただの編み込みで登場(笑)

再起をかけた試合でもありましたが、かなりの流血をしてしまい試合がストップ。
ちょっと流れが悪くなっている矢地ですが、ライト級GPに出場するのであれば
そこで優勝して一気に挽回することはできますからね。
RIZINのライト級が盛り上がるかどうかは彼にかかっているので応援しています。

宮田和幸と山本アーセンの試合は僕世代は試合前から号泣でしょう(笑)
どちらの背中にもキッドが見えましたよね・・・

試合開始前に僕が嫁に「多分、これどちらかがゴングと同時に走って膝蹴り狙うぞ。」
って話していたのですが、宮田がやってくれましたね!!
で、多分アーセンもやろうと思っていたと思うんですよ。
でも宮田が走ってきたから「普通、キッドの甥っ子の俺がやるんちゃうんかい!!」と
心の中で叫んだと思うんです(笑)

まぁ、多くの人がキッドと宮田の試合、あの伝説の4秒KOを覚えているわけですから
あれを宮田がやれば当然会場は大爆発ですよね。
僕も「うおおおおおおお」と雄叫びをあげましたから。

誤解のないようにいいますが、僕はプロレスと格闘技は別物だと考えていますし
その上でどちらのファンかと言われればプロレスであることはこのブログを見れば
一目瞭然であると思います。

ただ、こういうことが格闘技の世界で起こると・・・瞬間最大風速でプロレスを超えるんですよ。
橋本真也さんが亡くなった時に蝶野選手がDDTを使うとか、これは当然涙が溢れますが
それは「できること」なんですよね。でも格闘技の世界でそれを明確にわかりやすい状況下で
実際にやるってのは「難しいこと」で「一発勝負」ですから。

その上で最上級の褒め言葉として宮田の試合開始から4秒で行った行動というのは
最高のプロレスだって思いました。もう号泣ですよ(笑)

結果的に宮田が勝利しましたが、下の状態からのアームロックで勝利とは恐れ入りました。
引退する必要ないよ!と思わせて引退するというところまで、トータルで見て宮田に拍手ですし
アーセンもこれでもっと強くなるでしょう。キッドを超えるような選手になってほしいです。

そしてこの総合格闘技の中のエンタメ感を感じる流れが続いていきました。
クルックシャンクが追い込んだ流れで一発逆転負けをしたこともそうですし
クルックシャンク好きなのでショック)
ギャビの試合はリングサイドに神取がいたのでもうプロレスファンはワクワクが止まらなかったと思いますが
試合後にリング乱入でマイクアピールとかもうね、生粋の総合格闘技ファンは怒ってますけど
僕らプロレスファンからしたら「これがプロレスラーの凄さなんだよ!!」と叫びたいです。

この時点までで、最も歓声にしても罵声にしても大きかったのはこの瞬間です。
一流のプロレスラーはどんな状況でも一瞬で自分が主役になり会場に「感情」を生み出せます。
ハッキリいえば、神取とギャビがやったら20秒で神取は瀕死になると思います。
それでも神取はあの天龍源一郎ともシングルをしているミスター女子プロレスです。
負けても神取が印象に残る試合を作れると思いますし「体重差が」とかそんなことは
プロレスラーには言ってほしくないです。僕はプロレスファンとして神取選手にはギャビと戦って
叩き潰されたとしても「神取忍ここにあり」を見せてほしいと思います。

イリー・プロハースカの試合はクソ面白かったですね。
何度も負けると思いましたけどそれを挽回していく姿も素晴らしかったですし
すでに日本でも人気がある選手ですがこれで更に人気が増したと思います。
対戦相手がリング下に落ちたり(わざとだろあれ)総合格闘技なのに
プロレスのような雰囲気、エンタメ感とか事件感、不穏な感じがある試合でした。
やはりこういう展開は好きっすね僕は。

あとクルックシャンクとプロハースカが好きな自分としては
両方負けなくて本当に良かったと安堵しました。

RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ、浅倉カンナVS浜崎朱加の試合は
誰が見ても浜崎朱加の圧勝でした。試合作りもそう、立っても寝ても上。
やはり世界で結果を出している浜崎朱加は凄かったというところです。

ただ、これは良い結果だったと思うんですよね。
浅倉カンナはまだ若いですし、少し前まで現役女子高生選手だったわけです。
それがRENAにもあっさり勝利してしまい、若くして目標が消えつつある中なので
ここから女子格のトップに這い上がる姿を見せることができるチャンスを得たわけですから。

また王者は当然強さを感じる人が適役です。
その点では浜崎朱加は申し分ない選手ですから、2019年のRIZIN女子は
浜崎朱加を中心に回っていきますし、そこに対して誰が浜崎をやれんのか!という
構図がわかりやすくなりますからね。

そして、堀口恭司とダリオン・コールドウェルの試合ですが
いやー僕も立ち上がりましたね、TVの前で絶叫しました。

RIZINバンタム級トーナメント2017王者の堀口と
Bellator世界バンタム級王者のコールドウェルの試合は下馬評から堀口劣勢でした。
コールドウェルはかなり大きい選手でリーチも違いますし寝技も得意ですから
実際に堀口はかなりやりにくそうな状況で試合が進んでいました。

1Rと2Rは劣勢でしたが、ボディへの蹴りと正拳が効いたのか
コールドウェルの動きが少し落ちてきたところでチャンスかと思いきや
テイクダウンされてしまった堀口。
しかしそこから冷静にフロントチョークで締め上げての逆転勝利。
試合後にも「狙っていた」とコメントしているので、その一瞬の好きを待っていたんですね。
来年もこの階級は堀口が中心で回っていくことは確実ですし、帰国後は無敗ですから
誰が堀口をやれんのか!?という部分でも楽しみです。

那須川天心とメイウェザーについて思うこと

無敗のキックボクサー、神童と呼ばれる那須川天心。
そして50戦50勝、5階級制覇した世界で最も稼ぐボクサーであるメイウェザー。

・・・衝撃的な試合でした。

開始から笑顔で遊んでいるメイウェザー。
そこで那須川天心の左が当たった(様に見えたが避けられてる)直後から
恐らく20%か30%ぐらいの本気度だったと思いますが
色々な選手のフルスイングのパンチやキックを食らっても倒れない那須川が
ふっ飛ばされてしまい目が飛んでました。

それでも立ち上がる那須川、また一撃で沈められる。
それでもまだ立ち上がる、そして完全に沈められての敗北。

僕としては「一撃でも当ててくれ」という思いが戦前の思いでした。
ただメイウェザーを全く知らない那須川天心ファンの人は「勝てる」と
思っていた人もいたでしょうし、ボクシングファンからすれば「殺される」と
那須川天心を心配していた人もいるでしょう。

まぁでも世界規模で見れば「メイウェザーが負ける可能性は0%」という
意見が大半だったのではないかと思います。

で、僕はメイウェザーの怪物さにも心が震えました。
元々僕は子供の頃に色々なつながりからボクシングを見る機会が多くて
薬師寺と辰吉の試合とかも生でリングサイドで見ていたぐらいなので
当然ボクシングは好きですし、メイウェザーが怪物であることも知っています。

ただ、那須川天心に期待するところも正直ありました。
だって彼は何より強いし、あの若さでまだ伸びしろもあるし
何か奇跡を起こせるような選ばれた人間だと思いますから。

そしてね、僕は3度も立ち上がってパンチを出してあのメイウェザーに
何度も向かっていったあの那須川天心の姿こそ奇跡のような光景だと思いましたし
あの姿に心が打たれない人間はね、物事から逃げて生きてきた人間だけだと思いますよ。

恐らく、キック有りのルールでも勝てないでしょう。
距離詰められて打たれて終わりです。
体重が同じでも勝てないと思います、今の那須川天心では。

でもそんなことは重要ではないじゃないですよ。

あの那須川天心の姿、メイウェザーの姿に意味があったはずです。

試合後になって「階級差がずるい」とか「キックなしは卑怯」とか
「那須川天心を殺すつもりなのか」と批判している人もいます。

ですが・・・那須川天心が「やる」と言ったんですよ。
男が「やる」と言ったことをやった、そして那須川天心だって
「ぶっ倒す」という気持ちでリングに上ったわけです。

それを外野がギャーギャー言う、メイウェザーに文句を言う、運営に文句を言うとか
それは那須川天心に対して失礼なのではないでしょうか?

恐らく、相当な恐怖心と戦ったと思いますよ。
那須川天心の試合は何度も見えますが、あんなに恐怖から開放されようと
恐怖に勝とうとして試合前に涙目で大声で叫んでいる姿は見たことがありません。

それでもリングに立ち、決められたルールの中で戦い
恐らく一撃で「勝てない」ことを理解したのに拳を握って立ち上がって
選手生命をかけて何度もメイウェザーに向かっていったあの姿を見て
試合後に言うことが「批判・文句」とかね、ファイターに失礼ですよ。

まずは「那須川天心、お前の根性の1割でも学ぶよ!」と拍手するのが先。
それを言わずして批判している人とか「リスクを~」とか「マネージメントを~」とか
そういう現実的なことだけが大切な人は格闘技とかスポーツを見る必要ないですよ。

もちろんそれらも重要ですが、それだけで物事を成立させたいのであれば
そういう世界から出てきても仕方ないでしょう。

拳一つで世界を変えると言った若者は、見事に散りましたが
僕はね、那須川天心は拳一つで世界を変えたと思いますよ。

・・・さて、それでも1つだけ批判したいことがあります。

まず、那須川天心に関しては「やる」と言った男、批判の必要なんてない。
メイウェザーも態度はあんなのですが、試合後のコメントで那須川を讃えて
「これはエキシビションだから君は素晴らしい無敗の王者なんだよ」と言いました。
考えてみると・・・ある意味では那須川天心のためにエキシビションにしたのではないかと。
だって12Rのガチボクシングなら那須川天心は死んでたかもしれませんから。
メイウェザーにしても決められたことを行っただけ、批判する部分は無いでしょう。

運営に関しても、興行なんだから盛り上がるマッチメイキングをするのは当然の仕事ですし
それがミスマッチでも盛り上がれば勝ちです、これも問題なし。

じゃあ僕は何に怒っているのか。

試合前に「那須川ならやれるかも」「那須川ならもしかしたら」と煽って煽って
1分少々で試合が終わった途端に「これは本当ならやってはいけないカード、下手したら選手生命を絶たれる」とか
言い出した高田延彦さん、これは許せないでしょう。

これは誰に失礼かって僕ら視聴者とかファンじゃないですよ。
そんなもんどうでもよくて、那須川天心とその関係者に対してですよ。

この一言で全てぶち壊しですから。
那須川天心の男気も、メイウェザーの強さも、ファンのいろいろな感情も
全て超越したところで「うん、これはやったらアカン」で済ませたってのは
人としてどうなの?って思いました。

でもね、それでも僕は那須川天心の姿に感動しましたし
多くの人が「自分もどんな状況でも頑張ろう、人生を戦おう」って思ったはずです。
だから、彼は拳一つで世界を変えたって思いますよ。


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