内藤とジェリコさ~んのビデオ文通は続く

ジェリコと内藤のビデオ文通、もはや相思相愛の仲に見える2人の物語。
これまでにも動画を縦で撮影したジェリコに対して内藤が「松居一代じゃないんだから横で撮ってくださいよ」
※松居一代とはハッキリ言わなかったが(笑)
そう呼びかけるとしっかり横で撮影してまたビデオをアップするジェリコさん。

その後は内藤がジェリコのペイントをして挑発するビデオをアップしたりしつつ
お互いがお決まりのようにビデオの録画を止めるためにカメラに近づいて
真顔のところで終わるという天丼を繰り返すと息ぴったりの2人。

内藤もジェリコも「オラオラオラ!!」って試合もしますし態度も取りますが
二人とも「プロレス大好き、プロレス楽しい!」というのが溢れ出ているタイプですよね。
それでいて計算もできて賢い、まさにプロフェッショナルだと思います。

内藤哲也のスキル「相手をイラつかせる」

ところで、内藤が「この試合がジェリコのラストマッチだ」と発言しているので
「内藤がジェリコを再起不能にするのか!」とも取れるのですが
この発言としてはジェリコの「内藤の引退試合になる」に対して言い返しているだけなので
そこまで内藤は無茶なことはしないような気がしています。

制御不能のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン内藤哲也ですが
制御不能と言っても試合で相手の脳天に卒塔婆を刺すとか(byグレートムタ)
というタイプの意味での制御不能じゃありませんからね。

逆にジェリコは無茶苦茶するタイプなので、内藤が怪我をしないかが心配です。

ところで、ジェリコは内藤のことを蝿に例えて挑発をしていますが
内藤はそれに対してこの動画の中で「俺は蝿ぐらいしぶといんでね」と発言。

この内藤の『受け入れ力』って凄いし、ずるいところもありますよね。
口喧嘩で一番腹が立つ相手って、反論ではなくて「そうそう、そうだからこそ」と
話を続けるヤツですから、内藤ファンの僕ですが見ていて憎たらしくなるときがあります(笑)

こうなるとジェリコは「蝿らしくウン○にでもたかってろ!」みたいに激しく言い返すか
もしくは「そのしぶとい蝿を握りつぶしてやる」ぐらいのコメントしか出せなくなるので
すげー鬱陶しいレスだと思います(笑)

ところで、ここまで蝿扱いされるなら「ベルゼブブ」みたいな名前の新技でも
作っちゃうなんてことがあると面白いですよね。
ジェリコとの争いを歴史にできる技になりますし、デスティーノに関しては
応用力もあるし見た目もカッコよくて大好きな技ではあるのですが
あれを切り替えされると漏れなく脳天から落とされるカウンターになるので
内藤のリスクが大きいのが少々心配なんですよね・・・。

そうそう、話は少し外れてしまいますが内藤のデスティーノって
入り方を考えると「対レインメーカー」であり「対オカダ」がテーマの技じゃないですか。
EVILのEVILもそれを意識していると思いますし、絶対王者オカダありきでの技です。

レインメーカー大喜利が繰り広げられる中で、棚橋ならスリングブレイドとか
後藤ならヘッドバット、ケニーならVトリガー、中邑なら飛びつき腕ひしぎなど
既存のつなぎ技を中心に切り替えしていましたが、内藤とEVILに関しては
レインメーカー大喜利の締めに使えるフィニッシャーを持って帰ってきました。

ただ、オカダが絶対王者ではななくなった今
内藤のデスティーノ、EVILのEVILに関しては次のフィニッシャーがあると
さらなる飛躍に繋がるような気がします。

EVILに関してはジェリコに普通に返されましたからね(笑)
まぁその昔、時の絶対王者である橋本真也の垂直落下式DDTを
何を思ったのかロードスティーブンリーガルが返してしまって
「えええ?!なんで!?」と日本中の新日本プロレスファンが
パニクったこともありましたが(一番焦っていたのは橋本か、それともリーガル本人か)

デスティーノに関しては先ほども書きましたが、デスティーノ大喜利の結論が
脳天から落とす(ザックドライバーなど)が正解になってしまっているので
内藤からすれば何度も逆上がりの要領で飛びつくので疲労がたまる上に
それを何度も繰り返して最終的に脳天からマットに刺さるのは悲惨です。

受けの美学は内藤の大きな魅力でもありますし、ボロボロになる内藤は美しさすら感じますが
内藤が怪我をして欠場ともなると新日本プロレスにとっては相当なダメージになります。

また、今回の動画では「あぁ、体調は悪くないのかな。風邪ひいてるとか日記に書いてあったけど」と
少々安心したのですが、昨年は国内外で試合をしまくっていたからなのでしょうか
常に目が充血してクマもひどく、試合後のコメントも声が潰れていたり、噛んだり、間違えたり
途中で何を話していたのかわからなくなったりと、「内藤これ大丈夫なのか?」と思うぐらい
疲弊していたように見えました。

やはり内藤には何歳になってもプロレス少年のままいてほしいですし
内藤が下り坂になった時に、まさに運命を変えたのがロスインゴとデスティーノ(運命)という技でしたが
デスティーノが2度変わらないとは限りませんからね・・・


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