EVILがインターコンチを黒いベルトに染め上げる!?

8日のザック・セイバーJr.(31)戦(両国)では、Y2Jに入場時を襲われた揚げ句、今回の挑戦者に指名された。だが「奇襲は想定しないわけではなかったが、まさかあのタイミングとは…。それだけこの俺の正面に立つのが怖かったんじゃないのか? ヤツのキャリアには敬意を表するが、俺はそれを最高の踏み台にさせてもらう」と不敵に言い放った。

EVILとクリスジェリコのタイトルマッチの結末は

この二人、考えてみると年の差が18歳ぐらいあるわけです。
EVILがよちよち歩きのときにはもうジェリコはプロレスラーなのですから
キャリアの差というのはとても大きいですね。

ただEVILも31歳、トップ戦線の一角になっていくためにはそろそろここらで
大きな実績を手にして東京ドームでシングル戦という流れを個人的には見てみたいです。
私はEVIL推しですからね(笑)

しかしこの試合に関しては「ジェリコ勝ちで内藤がドームでリベンジ戦」という流れを
ずっと予想していますし、この・・・なんというかプロレスあるあるの部分で
タイトルマッチに挑戦する選手が「自分が勝利した後のプラン」を語れば語るほど・・・勝てない!(汗)

「歴代の王者がつくってきたものを、俺が全て塗り潰す。あのベルトをダークネスに染め上げてやるよ」

このセリフ、実現してほしいですけどね・・・

でも、でもですよ。

内藤哲也にはもうインターコンチは必要ありません。
「離れたいけど離れられない」みたいにして内藤の色を濃くすることで
中邑の色を消すというのは悪くありませんが、内藤哲也のポジションとしては
IWGPに絡んでいくことが正解だと思います。

そんな内藤哲也はインターコンチのベルトを投げ捨て蹴り飛ばし破壊しましたから
同じユニットのEVILもベルトを私物化して、黒染め上げたダークネス仕様にするのは
僕としては面白いと思うしぜひ見てみたいです、

さて、EVILのコメントの中でこのようなものがあります。

「内藤とザックのシングル戦は無視できないだろうな」

考えてみると、EVILはザックに連敗をした中でのシングルマッチでリベンジを誓っていましたが
その舞台でジェリコに襲われて試合はノーコンテストになってしまったわけです。

これでEVILがただジェリコに負け(恐らくリベンジ戦の機会は今後無い)
その後にどういうシチュエーションでザックとシングル戦をやり直すのか?
ザックが内藤に負けていた場合、負けたもの同士のシングル戦というだけになるので
先日の両国までの伏線・ストーリーが何の意味もなくなってしまいます。

ザックが内藤に勝利していたら、ある程度の価値が生まれると思いますが
その場合はまずザックがジェリコに挑戦する権利が生まれるでしょう。
ではザックがジェリコに勝利して、タイトル戦でEVILがリベンジをするのか?
いやいや、東京ドームでジェリコVSザックでザック勝利なんてどんな状況なんだと。
そこまで冒険するならもっと冒険することがあるだろうと(笑)

そう考えると、仮にEVILがジェリコに勝利した場合
パターンA:東京ドームでザックとのシングル戦でリベンジ防衛
パターンB:内藤哲也とロスインゴ同門対決
このようなことになります。

パターンAの場合は、正直東京ドームのセミファイナルでは弱いです。
ただメインが棚橋VSケニー、セミにCodyのUS、スペシャルシングルでオカダVSジェイなどあれば
大会後半のスタート、6試合目ぐらいに入れる形なら何とかなる気がします。

またパターンBであれば、セミファイナルでもいいのではないでしょうか。
特に身内対決が両国でケニー・飯伏・Codyで行われたわけですし
仲良しこよしではないロスインゴ対決なんてのは悪くないのかもしれません。

ただ、どれもしっくりこないのも事実(笑)

内藤VSジェリコ(内藤がメイン後にICに挑戦表明すること自体が内藤の主張とズレる)
+後のEVIL・ザック戦が凄く薄い試合になる。
内藤VS EVIL(考えてみるとやるならG1とかのほうが熱い)
ジェリコVSザック(ドームでやるカードじゃない・見たいファンも少ない)
ザックVS EVIL(ドームだとしんどい)

こう考えると、もしかするとまだ何かの展開がICに残っていて
現段階では想像できないカードになるのかも?


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