新日本プロレス 2019年1月4日イッテンヨン東京ドーム

気が早いですが、でもプロレスファンの多くが
この時期ぐらいから翌年のイッテンヨンを想像するものですし
11月の大阪大会が終われば話題はもうイッテンヨンとなりますよね。

僕もやっぱりもうイッテンヨンがウズウズしてきます。
毎年の予定で言うとイッテンヨンの翌日に競馬開催がない場合は
ゆっくりプロレスを見て終わったぐらいに熱田神宮の初恵比寿に行きますし
翌日に競馬がある場合は、死ぬ気で配信作業を終わらせます(笑)

しかし例年は大体読めるカードですが、来年の東京ドーム大会に関しては
今ひとつ読みにくいというか、通常なら上のカードにいるべき選手が
現時点でまだそうではない位置にストーリーの中にいる状態ですから
ファンも相当やきもきしているのではないかと思います。

変な話ですが、これで柴田勝頼が怪我をしていない状態で
中邑真輔が移籍していない状態だったら、カードの組みようがないというか
全試合メインイベント級だったのではとか思っちゃいますね。

まぁ、そんなわけでここ3年のイッテンヨンを振り返ってみたいと思います。

Contents

2018年1月4日、新日本プロレス「イッテンヨン」

9試合  IWGPヘビー級選手権試合
オカダカズチカVS内藤哲也

内藤哲也がついに介入なしでキレイにIWGPを手にする瞬間と
東京ドームでの「デ・ハ・ポン」の大合唱が実現すると思っていましたが
オカダの超人的強さに屈してオカダが防衛となりましたね。

8試合  IWGP USヘビー級選手権試合
ケニーオメガVSクリスジェリコ

世界のスターであるジェリコが大暴れした一戦。
結果はケニーが勝利しましたが、ジェリコのインパクトは凄かったです。

7試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合
棚橋弘至VSジェイホワイト

ジェイの凱旋でしたが、話題になったのはドラゴンリングイン的なシーン。
あれは棚橋が悪いのかジェイが悪いのか今でも真偽は不明。

その他、以下合計して10試合が開催されました。
ジュニアの4WAYは芸術的だったなぁと思いますし
今でも見直すときが月1ぐらいあります(笑)

6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチ
マーティースカル・KUSHIDA・オスプレイ・高橋ヒロム
5試合 NEVER無差別級選手権試合
鈴木みのるVS後藤洋央紀
4試合 IWGPタッグ選手権試合
デイビーボーイスミスjr・ランスアーチャーVS SANADA・EVIL
3試合 スペシャルシングルマッチ
飯伏幸太VSCody
2試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
多すぎるので選手は省略
1試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合
SHO・YOH VS マット・ニック
0試合 ニュージャパンランボー
20名参加のバトルロイヤル

2017年1月4日、新日本プロレス「イッテンヨン」

10試合 IWGPヘビー級選手権試合
オカダカズチカVSケニーオメガ

このメインは超絶な試合でしたね。
雪崩式ドラゴンはオカダが死んだと思いました。
翌日の記者会見でもオカダの喉の辺りに巨大なアザができていたりと
近年では最も激闘と呼べる試合だったと思います。

9試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合
内藤哲也VS棚橋弘至

内藤哲也が正々堂々と棚橋弘至を超えた試合ですね。
試合後に内藤が棚橋に一礼したシーンは多くのファンが今でも覚えていると思います。
が、その後で棚橋があっさり内藤に勝利したことで台無し感もありましたね...

8試合 NEVER無差別級選手権試合
柴田勝頼VS後藤洋央紀

柴田がNEVER王者の時はNEVERの扱いが高かったですね。
試合順が後半の8試合目でしたし、このドームに関しては
ゴツゴツのNEVER、プロレスらしいプロレスのインターコンチ
アスリートプロレスのIWGPと後半3試合がそれぞれ勝負していました。

7試合 IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
KUSHIDA VS 高橋ヒロム

ヒロムの素質が完全なる開花をした試合ですね。
「あ~これで向こう10年大丈夫だ」と思いました。
今は怪我で欠場中ですが、いつかまたこのカードをドームでやってほしいです。

以下、合計11試合だったんですね。
この頃はROHのタイトル戦がありました。
また1試合目のタイガーマスクW(正体は誰なんだ...笑)なんかもありましたが
今思うとねぇ・・・。

6試合 IWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチ
タンガロア・タマトンガVS真壁・本間VS石井・矢野
5試合 ROH世界選手権試合
カイルオライリーVSアダムコール
4試合 スペシャルシングルマッチ
ジュースVSCody
3試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
多すぎるので省略
2試合 IWGP Jr.タッグ選手権試合
ニック・マットVSバレッタ・ロメロ
1試合 テレビアニメ「タイガーマスクW」スペシャルマッチ
タイガーマスクW VS タイガーザダーク
0試合 ニュージャパンランボー
14名参加

2016年1月4日、新日本プロレス「イッテンヨン」

9試合 IWGPヘビー級選手権試合
オカダカズチカVS棚橋弘至

この時点での頂点対決ですねぇ。
意外性はなくても安定感が猛烈に高い位置にあるのがこの2人の試合。
今年も3回もこのカードがありましたが、やはり面白いものでした。

8試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合
中邑真輔VSAJスタイルズ

試合後に拳を合わせた2人の姿は今でも思い出します。
2人ともWWEに行ってしまいましたが、いつかまた
新日本プロレスのリングで見れる日が来るのでしょうか?

7試合 NEVER無差別級選手権試合
石井智宏VS柴田勝頼

やはり柴田が絡むと上のカードになっていたNEVER。
この二人にしかできないバチバチのファイトでした。
個人的にはこの日のベストバウト!!

6試合 スペシャルシングルマッチ
後藤洋央紀VS内藤哲也

そして6試合目で内藤と後藤のカードだったんですね。
この二人のシングルって外れがない印象です。
僕的には2011年の仙台でのシングルマッチが好きですねぇ。

以下、6試合を含めて10試合が行われました。

5試合 IWGPタッグ選手権試合
ギャローズ・アンダーソンVS真壁・本間
4試合 IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
ケニーオメガVSKUSHIDA
3試合 ROH世界選手権試合
ジェイリーサルVSマイケルエルガン
2試合 初代NEVER無差別級6人タッグ王座決定戦
マークブリスコ・ジェイブリスコ・矢野VSタマトンガ・ファレ・高橋裕二郎
1試合 IWGP Jr.タッグ選手権試合4WAYマッチ
バレッタ・ロメロVSマット・ニックVSボビー・カイルVSリコシェ・マット
0試合 ニュージャパンランボー

気になる新日本プロレス2019年のイッテンヨンはどうなる?

まず、現状で決まっているのが棚橋弘至VSケニーのIWGP戦。
恐らくこれがメインとなります、あの日のような投票でも無い限り。

セミがインターコンチネンタル選手権試合でしょうから
現在で保持しているのはジェリコです。
EVILとのタイトル戦がありますのでその結果次第とはなりますが
恐らくジェリコ防衛で内藤との試合がここに入るのではないでしょうか。

・・・内藤はインターコンチがほしくないでしょうけど、リベンジ戦ですよね。
ただ内藤ってリベンジ戦をさせてもらえないときが多いのが気になります。
武藤しかりジェフ・ハーディーしかり、なんか気の毒なんですよね。

次にはUSヘビーもあるはずですが、現在の王者はCodyです。
王座移動がそれまでにあるかもしれませんが、Codyと誰かになるとして
ジュースで務まるのか?というところもありますし、フィンレーがこの位置は無理。
ジェイという手もありますが、ジェイは他に候補がありますし、どうなることやら。

で、ここまで毎年メインを張ってきたオカダの名前が出てこないわけで
もしかしたらUSヘビーというポジションもあると思いますが
ジェイとのシングルが濃厚だと考えると、オカダVSジェイがノンタイトル戦であると。

次にNEVERですね、次回タイチとオスプレイが決まっていますが
タイチ防衛なら後藤とリマッチ、オスプレイが奪取したなら鷹木とかも面白いのかなと。

で、IWGPjrのタイトル戦でKUSHIDAが誰かを迎え撃つ(これこそ鷹木か?)
更にはIWGPタッグ、ジュニアタッグ、NEVER6人タイトルはIWGPタッグ王者が保持していて2冠ですが
どこかで片方が剥がれてドームでガントレット戦なんかがあると考えてみます。

もうこれで9試合( ゚д゚)ハッ!

飯伏幸太すらどこに出れるのか。
あ?それこそNEVERとかなのか?だとするとオスプレイ勝利でVS飯伏ってこともあるのかな。

こうなってくると、EVIL様とSANADAは良くてIWGPタッグ戦
鷹木がもしジュニアシングル挑戦などになった場合には
BUSHIが余るのでEVILとSANADAとBUSHIでNEVER6人ガントレットとかの扱いか・・・

これで余った選手は0試合のバトルロイヤル行きでしょうから
第3世代の4人、タイガー、ライガー、田口、エルガン、フィンレー、ヘナーレ
本隊だけでもこれぐらいいますし、CHAOSでも石井・後藤・矢野辺りも・・・
石井と後藤なんてドームでシングル張ってた選手があまりにも格下げとなりますね。

BULLET CLUBも大量にあまりますし、そういえは鈴木みのるすら居場所がない。

そもそも、高橋ヒロムが負傷しておらず、YOSHI-HASHIにあんなことがなくて
ストーリーが全然違ったら一体どうなっていたのか?とも思ってしまいますね。

素晴らしい選手が多くなりすぎているので、逆にカード編成が難しくなっているという
贅沢な悩みと新日本プロレスは直面しているように感じます。

オカダにしてもジェイとの決着がドーム前につくかもしれませんし
その場合オカダVSジェリコなんてすると、今度は内藤すらカードがなくなりますし。

でもねぇ、個人的には前から言っているようにIWGPタッグの価値を上げてほしかった。
ドームのセミファイナルで発動できるぐらいに戻しておくことができれば
トップ選手を1試合で4人使えるという状況になっていたわけですからね。

柴田・後藤はそれができたと思いますし、一度はオカダ・YOSHI-HASHIがあっても良かったのかなと。
ケニー・飯伏であったり、そこに強烈な外人選手、更にはEVILとSANADAの王者時代とか
少し前の棚橋・真壁のキングアンドエースとかあの辺りで「タッグ時代が来る!」と思いましたが
何となく外人選手をつなぎとめておくためのベルトに落ちてしまいましたからねぇ。

武藤・馳VSスタイナブラザーズとか、ヘルレイザーズ、ノートンとヘルナンデス
ベイダーとビガロ、蝶野と天山とかタッグ戦線が熱い次期も多々あったわけですから。

まぁ、僕の場合は小学生の時に見た武藤・馳VSベイダー・ビガロを見てから
新日本プロレスファンになっているのでそう思うだけなのかもしれませんが。


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