青木真也が新日本プロレスKUSHIDAと戦いたいとの話

 もちろん、エクストリーム級王座戴冠が最終目標ではない。「そんなことより、最近のニュージャパン(新日本プロレス)はどう思いますか?」と切り出すと、一方的に持論を展開した。

「そもそも俺は、ニュージャパンを見て格闘技を始めたんだよ。それがどうだ。最近のニュージャパンはインスタ映えしそうな試合ばっかりでさ。幼少期から憧れ続けた一人のファンとして、俺は悲しいんだよ。おい、何キョトンとしてるんだ。つまりニュージャパンに出たいってことだよ!」

「同い年のKUSHIDAと戦いたい。あいつ、強いじゃん。実は05年に、とあるグラップリングトーナメントに一緒に出場してるんだ。その時は戦えなかったけど」

そういえば忘れていました。
2016年6月19日の大阪城ホール大会に青木真也が来ていましたね。
確か、内藤と木谷オーナーのバトルの中で木谷オーナーが「僕もパレハを連れてくる」とか
何とか言い始めて青木真也を連れてきたような覚えがあります。
めっちゃ木谷オーナーを見ている青木真也(笑)
この後、特に何をするわけでもなく観戦して帰っていきましたが
確か青木真也の参戦というのも考えている中で、ここに連れてきたけど
後は現場の判断に任せるということになって、現在まで出場していないという感じですね。

青木真也の新日本プロレス参戦はあるのか?

思い返してみると、木谷オーナーは当時
「新日本プロレスがWWE化している」
「アメプロ"も"好きだけどそっちに寄るのはよくない」などと話しており
中邑がいなくなったので、格闘技寄りのプロレスの部分で青木真也を使いたいと
思っているというようなことであったはずです。

そして今回の青木真也の発言の中で
「最近のニュージャパンはインスタ映えしそうな試合ばっかりでさ。幼少期から憧れ続けた一人のファンとして、俺は悲しいんだよ。」
というものがありますので、意味合いとしては同じものであると言えます。

青木真也は身長180センチ(そんなにあると思ってなかった!)体重70キロとのことですが
うーーーーん、格闘技プロレスをやるにしても、体重が軽すぎますよねぇ。

桜庭も徐々に対応できていましたが、最初はバックドロップの受け身が取れず脱臼しましたし
ジュニアヘビー級で戦ったとしても、例えばヒロムの場外パワーボムとか食らったら
一撃で死んでしまう恐れすらあるのではないかと・・・

KUSHIDAの名前を出していますが、確かにKUSHIDAは総合もできます。
ただ青木真也がインディー団体などならまだしも、新日本プロレスでプロレスをやるには
あまりにもハードルが高いのではないかと思うのです。

それこそ2016年の大阪城ホールに来場した時に、内藤と木谷オーナーの握手を
ボーッと見ておらずに何かしら1つでもアピールすることができれば
可能性の1つぐらいあったのかもしれません。

なにせあの後にレスラーからもファンからも青木真也への反応がなかったので
その時点で一度落第しているといことになりますから。

そうでなければ、例えばKUSHIDAじゃなくても柴田とかなら試合ができたかもしれませんし
タイガーマスクとかライガーなら上手く料理してくれたような気もしますが。

拒絶するものを飲み込むのは新日本プロレスの得意技で
例えば大仁田であったりとか、大日本プロレスとの抗争とか
拒絶しながらも燃えたわけですよ。もちろんUWFとの抗争なんてのは
日本中が大爆発するぐらいの燃え方をしたわけです。

なので、青木真也が参戦するならまず拒絶されてからでしょう。
2016年は肯定も否定も拒絶もされなかったわけですから。
まず毒にならないと・・・と思いますし、逆に毒になるのであれば
刺激の1つとしては面白いかもしれません。

ただあと20キロは増やさないとそもそも難しいでしょうね。


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