ケニーのプロレスには「WHY?」が多い

本日開催されたWRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム 記者会見。
まず挑戦者の棚橋弘至のコメントでしたが、印象的なのは「ケニーのプロレスにはWHYが多い」ということ。

素晴らしいレスラーだとは認めているが、昨日の3Wayマッチに関して
皆仲良しで握手から始まったのに椅子やテーブルを使うというような「WHY」が多く
またそれはプロレスを始めて見た人に思わせてはいけないことだと主張しました。

なるほどと思いましたし、IWGPの権威という言葉もありましたが
少々IWGPからは遠い3WAYであって、意味があったのかどうか?と
疑問に思っているというのは僕も昨日書いたことです。

また、試合中にケニーが飯伏に「ごめんね」とやりながら片翼の天使をかけたりと
「僕らの友情」を特に女性ウケでやりたいんだろうなというのは、正直なところ
二人が抱き合って紙テープパーーン事件のときから思っていましたが、
ちょっとそれに乗れない人も多いと思うんですよ。

棚橋もその辺りまで言いたかったと思いますが言葉を飲んだのだと思います。

さて、昨日の棚橋弘至がケニーに言った「俺は怒っている」という発言。
考えてみると同じ言葉をアントニオ猪木が発したことがありますが
内藤の一歩踏み出す勇気も同じく、アントニオ猪木を排除した事により
いや、アントニオ猪木のストロングスタイルを排除した事によって
新日本プロレスは飛躍して今があるという状態ではありますが、
近年の新日本マット上の状況が、棚橋弘至や内藤哲也と言った
新日本プロレス育ちの人間に少なからず闘魂と呼ばれる封印していたものが
自然と蘇ってきたのかなと思うのです。

棚橋弘至の闘魂、内藤哲也の闘魂。
アントニオ猪木とは全く違う物ではありますが、「熱量」を感じるんです。

これも先日書きましたが、あの3Way戦には熱量が無かった。
熱量を生む状況を作らずに競技としてだけの試合が行われたと思いますので
このような状況が面白い何かを生み出してきたなぁと思います。

その何かとは棚橋弘至自身であり、闘魂の欠片であり、イデオロギーでありではないでしょうか。

今の新日本プロレスを背負っているのは俺(ケニー)だ

ケニーの主張としては、新日本プロレスを世界規模にしたのは自分のおかげで
全員が感謝するべきであり、また棚橋がトップならそれはできなかった。
棚橋はドキュメンタリーでも映画でも楽しんでいればいい、ということでした。

ケニーは完全にヒールの立ち位置で盛り上げてくれています。
ただ・・・これをやるには、あの3Wayは必要ないんですよね・・・。

ここから2ヶ月間は王者ケニーオメガらしく戦っていてほしいです。
そして棚橋弘至の最大の壁としてドームのメインを戦ってほしいです。

それこそ実力はケニーオメガが実際に今1番でしょうから。

ケニーのプロレスには品がない

記者質問に対して、棚橋弘至が「ケニーのプロレスには品がない」と発言。
また、プロレスは残酷なものではないという発言もありました。
何だかこの数年、棚橋は言葉のプロレスを楽しんでますよね~。
コンディションは全盛期を過ぎていますが、トータルで言えば今が完成された
棚橋弘至なのかもしれないなぁと思いました。

ただ・・・ケニーのようなスタイルの選手に受けて受けて戦うことで
棚橋弘至が光るという部分もあるわけで、結局のところはプロレスというのは
色々な選手がいるから最高に面白いんだということをファンの人にはわかってほしいですね。

それに対してのケニーの回答。
「品がないという発言についてはどうかと思う。
不思議なことにその品がないプロレスを見て救われた人も沢山いるんだ。」
またこれだけグッズが売れているし、ALLinにしてもあれだけになっていない。
相手のことに配慮して発言をしてほしい、棚橋弘至はポッドキャストなどで
自分の悪口を言い続けていることも不満である。ということでした。

IWGPの権威をファンも感じなくなってきた

IWGPの権威をファンも人も感じなくなってきているとは棚橋弘至の言葉。
確かに、その点は薄れているかな・・・と思いますね。

ベルトが増えすぎたことや、オカダが長く持ちすぎたことで
アクセサリー化しているような印象も個人的にはあります。

また、バレットクラブは飯伏を自由にしてあげずに良いように利用しているのではないか。
ヒールなのに飯伏を利用してさらっとベビーにスタンスを変えたように棚橋弘至には見えるということでしょうね。

これに対してのケニーの反論としては
「ヒールやベビーなんて2018年の今、意味なんてないだろう」
「プロレスラーとしての役割なんて意味がないものだし、自分達は生身の人間で
そして私はファンの皆さんと繋がれるような新のストーリーを作っている。
逆に棚橋弘至はヒーローのような顔をして偽って裏では全くヒーローではなくポンコツだ。」
「飯伏は彼が自分で選んで一緒にいるし、彼のことをどんなときでもサポートしていく。」

うーん・・・やっぱり僕のプロレスへの思いで言うとやはりケニーより棚橋寄りです。
ヒールとベビーは必要だと思いますし、ケニーだってつい最近までヒールを演じていました。
何より人気が欲しいからベビー寄りにシフトしていったと思いますからねぇ。
意味がないならそんな必要はないわけですから・・・と思って聞いていると。

「ただ、今回はその古い考えで棚橋がベビーになり俺はヒールになる。
そして徹底的に棚橋弘至を破壊する。」との発言を追加。

ここで棚橋が「別に俺がベビーでお前がヒールになってほしいわけじゃない。」
「変わればいいってだけじゃないだろいう話をしているんだ。」
「良い変化もあれば悪い変化もある、変わることも大事だけどプロレスの本質は
これだけ文化として続いているんだから、本質は今も昔も変わらない。」
「その発信方法、伝え方、表面的なことが変わっているだけ。」と反論。

う~ん、そう言いながらしっかり役割ができてきている辺り
二人共プロレスしてますね!!素晴らしいと思います!!

また、この直後にオカダについて聞かれた棚橋は「特に言うことはない」と発言。
この辺りはまだまだストーリーが今後長く続いていきそうですね。

ところで、ここまで記者会見を見ていて思ったのが
相変わらずケニーは話が長いです(笑)
タイガーマスク・天山広吉・ケニーの3人は本当にコメントが長い。
3人で対談したら3時間ぐらいの特番が組めるのではないでしょうか。

ケニーと棚橋はベストバウトになるのか

「棚橋弘至とのインターコンチネンタルの試合は当時の自分としては良かったが
それから2年間で棚橋弘至は落ちて言ったし、今回最高の試合ができるかと言えば
するつもりではあるが、それは見る人によって違うだろう。」とはケニーのコメント。

プロレスとしては最高の試合になるが、スポーツとしてはどうか?
でも、プロレスのレジェント棚橋が最後のチャンスをかけて息絶えるというのは
ストーリーとしては最高のものになる。とも言っています。

一方で棚橋弘至は「インターコンチネンタルで戦った時のケニーの方が今のケニーより良かった」という切り返し。

さて、ここからもまだ会見は続いていますが、一旦ブログはここで終わります。
ちょっと同じような話が続いてきているので、後は新日本プロレスのサイトで
まとまったものを見るほうが良さそうです(笑)

しかし、この東京ドームの結果次第では新日本プロレスという船が
どちらの方向に舵を取るのかが決まってくるわけですから、ファンにとっても
重要な一日になることは間違いありませんね。

最近はイッテンヨンよりイッテンゴの方が面白いことが圧倒的に多いですが
来年はイッテンヨンから大きな動き、また結論を見ることができそうです。

と、ここまで書いて気になる発言がケニーから。

「棚橋弘至にこのベルトが戻るなら、新日本プロレスは後退する。
これまで新日本プロレスのことを考えて俺は頑張ってきたので
そうなったらグッバイだ」

って、負けるならWWE行くからね、みたいな発言にも見えちゃうなぁ。
最近ケニーはこの手の発言が多いので残念。

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