新日本プロレスのエース、2018年G1クライマックス優勝者
そしてIWGP挑戦権利証保持者の棚橋弘至が情熱大陸に登場ということで
録画をようやく見ることができました。

台風と重なったので延々L字で台風情報が出てしまう日に
オンエアというのも棚橋らしいなと思ったファンは少なくないのでは(笑)

新日本プロレスで「エース」と呼ばれるのは棚橋だけ

90年から新日本プロレスを見ていますから、もちろん棚橋弘至が
デビューした時から今までずっと見ています。

最初は「いい体したヤングライオンだな~」という印象でした。
その後はわりとトントン拍子で頭角を現して、G1にも出場して金星もあげていて
将来は安泰だなぁと思っている中で・・・詳しくは書きませんが
メディアをにぎわすような事件があり欠場。

復帰してからも当然ヤジは凄かったですし
新日本プロレスが暗黒時代を進んで行く中で、残っているファンは
ストロングスタイルの幻影を背負う人ばかりという状態ですから
どうやっても棚橋はもうトップには立てないだろうなと思っていました。

ただ、ライバル中邑真輔(現WWE)と棚橋が太陽と月のように
新日本プロレスを徐々に輝かせて行ったわけです。

完全なるエースと言えるのは2009年ぐらいからでしょうか。
他団体に預けっぱなしだったIWGPのベルト武藤から取り戻し
出戻りの小島聡がG1制覇、IWGPを手にした状態でしたが
それも棚橋が取り戻して押しも押されもせぬ王者に。

その後はオカダカズチカの凱旋であったり
中邑真輔が絶大な人気を手にし、内藤哲也が頭角を現し
AJスタイルズが絶対的な実力を見せる中でも
常に新日本プロレスの中心に存在して無くてはならない存在として輝きました。

エースという言葉は、棚橋弘至が引退しても棚橋の物でしょう。
王者、チャンピオン、そういう言葉とはまた違うエースという言葉は。

しかし近年は欠場が重なり結果も出ず、トップ戦線から落ちていく中で
2018年のG1クライマックスを優勝。
主演映画も好評の中、情熱大陸に出演して完全なる再浮上をした感じですね。

情熱大陸での棚橋弘至の最後の一言の凄さ

情熱大陸はプロレスファン以外の人も見ているでしょう。
なのでプロレスの仕組みを知らない人も沢山見ているはずです。

プロレスラー棚橋弘至の厳しい練習、食事制限、メディア活動など
多忙を極める中で、ファンを増やすためのSNSの活用であったり
髪型1つにもこだわりを持っていることなどが放送される中で
やはりプロレスファン以外の人が見た時にスマートな理解が難しいのが「プロレスそのもの」でしょう。

プロレスとは格闘技なのか?ショーなのか?
勝ち負けが決まっているのでは?
それなのになぜ、どうして体がぼろぼろになって膝も曲がらないのに戦うのか?
なぜ危険を承知で場外に飛んでいくのか?

そして、なぜそれを見て熱狂する人がいるのか?泣いている人がいるのか?
今こんなにブームが戻ってきているのか?

これは・・・僕だけじゃないと思いますし、プロレスファンの友達などと
それこそ小学生の頃から話すことなのですが、プロレスってプロレスファン以外の人に見せたくなります。
その当時で言えば「武藤のムーンサルト凄いだろ!」「橋本のDDTやばいから!」とかね。

でも、多分今でも多くのプロレスファンがプロレスを知らない人にプロレスを見せた時
見せるまではワクワクしますが、いざ見せた時に上記したような疑問を相手が感じているだろうなと
思ってしまうので、何だか嫌な汗をかくことって正直ありませんか?

プロレスファン同士ならプロレスの中身についてなんでも話せるじゃないですか。
裏側じゃないですけど、プロレスってこういうものだということを知っている上で
プロレスが好きな人同士なら何でも話せるわけですよ。

でもそれがプロレスファンじゃない人が相手となると話せない、というか話したくない。
そんな気持ちになる人が多いと思います。

ただ、この情熱大陸で棚橋弘至が最後に言った言葉が
そういうことを全て吹き飛ばしてくれました。

プロレスファン歴30年近い自分がずっとモヤモヤしていた部分を一撃で。
30分間の番組の中で、最後のフィニッシユはハイフライフローではなくこの言葉。

面白いっしょ?プロレス』

この言葉以外にいらないですよ、本当に素晴らしい言葉。

心の3カウントを奪われました。


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