15日にサッカー日本代表の欧州遠征メンバーが発表されます。
岡崎が招集されそうというニュースがあったり、香川は怪我をしてしまって厳しくなったりなどしていますが、何にしてもこの欧州遠征と5月のキリンチャレンジカップを経て代表メンバがー決まりワールドカップに挑むことになります。
通常、ワールドカップメンバーが発表されるのは5月中旬の月曜日、ワールドカップの1ヶ月前に監督が発表をするという形ですが、一部報道では「ハリルは5月中旬に予備登録メンバーとして35人を発表」するとし、「同30日の国内最終テストマッチ・キリンチャレンジ杯のパフォーマンスをチェックして23人に絞り込む」プランを持っているということでしたので、最後の最後まで誰が残るかわからない状態かもしれませんね。
これであれば代表当落線上の選手も5月中旬段階では名前が出るでしょうし、まぁ30日のキリンチャレンジカップでは「俺が俺が」というプレーで必死こく選手が増えて最終調整にならないのではないかという不安もありますが、それもまた斬新でいいのではないでしょうか。
だってまだ日本代表には「これが正解」という定石がないですから。
さて、代表選出に関してこれは他の競技でも思いますし何なら日常でも近いことはあると思うのですが「この選手は若くて次もあるから今回は我慢してもらって、今回最後になるであろうこいつを選ぶ」というのはあまり好きではありません。
人情とかの部分では当然理解できますし日本人が好む考え方だとは思いますが、例えば同じ70点の評価なら年齢が上の方を選んであげて若い方はまだ先が長いから我慢ねってのはどうかと思いますし何なら70点と80点でも同じようなことが起こりがちです。
でも未来を考えるのであれば同じレベルなら次もある若い人間に経験を積ませる方がいいじゃないですか?
まぁ監督って10年20年同じチームでやるわけじゃないですから、その先を見据える必要がないので温情的なことができてしまうのでしょうけど、そのチームであり代表というのはずっと続いていくわけですから。
ただ、一方でワールドカップという舞台だとワールドカップを経験したことがある選手も必要であると思いますし、それは多くの場合ベテラン選手になってきます。
このバランス感覚があるかどうか?というのが監督には重要なんだろうと思いますね。
さて、ハリルジャパンも最終章に入ってきました。
3月欧州遠征、5月代表発表とキリンチャレンジカップ、6月ワールドカップ
そしれ7月には恐らくワールドカップロス無気力症候群という流れでしょう(笑)
どんな内容と結末があるのか、楽しみですね。