推しは全員

今年のG1記者会見を見た率直な感想

『全選手が良き』

大幅にネタに走ることもなく、笑ってはいけない記者会見にもならず、各選手が自分の立ち位置の中でらしさを見せたこの会見を見てしまったらもう「推し」ってのも無しで純粋に予想もせずにただ見届けようって気持ちになりました。

恐らく第一回G1から見ていてそういう気持ちは初ですね...

もちろん例年通りの殿推しで後藤洋央紀選手の優勝は見てみたいですし、会社の意見に全て逆行するEVIL選手の決意も興味深かったですし、新日本プロレスファンの気持ちを今現在最も代弁しているのは内藤哲也選手ではなくゲイブ選手なのではないか?という面白さもあります。

加えて「メシアってなんですか?」の上村選手がメシアになったら面白いのになぁなど様々な印象を持ちましたが、トータルとして「今一度、各自の主張や立ち位置を丁寧に伝えておこう」という記者会見だったと思いましたし、やっとこさ棚橋弘至社長となった新日本プロレスの色が出たような気がしたわけですよ。

それならもう今年の夏は誰推しでもなければ予想なんてする必要もなく、棚橋体制の新日本プロレスが世界でいちばん熱い夏を見せてくれるだろうと思いますし、心の熱中症になるぐらいのシリーズになるのではないかと。

ファンとしてはそれを楽しむだけだな...というシンプルな考えが一番気持ち良さそうだなと思ったわけです。

オリンピックという強敵が存在する今年のG1ですが、最後は「やっぱり新日本プロレスだよな」という空気にしてほしいですね。


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