試合順

今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアもいよいよ佳境に突入。
石森太二選手が高橋ヒロム選手から勝利を上げたことで、準決勝戦のカードが確定しました。

エル・デスペラード vs DOUKI
石森太二 vs TJP

石森太二選手とTJP選手に関してはジュニアのスピード感を見せつける試合になりそうですし、今年のリーグ戦のベストバウトが生まれそうな予感のするカードです。

デスペラード選手とDOUKI選手は今どきの安っぽい表現をすれば「エモい」の一言のようなカードではありますが、個人的にはこの二人の関係性云々よりも『ジュニアのトップであるエル・デスペラードとジュニアのトップに手が届きそうなDOUKIが戦う』というシンプルな見方が一番気持ち良いのではないかと思うんですよね。

もちろんデスペラード選手も優勝を目指している立場ですし、その思いは一番強いのではないかと思いますが、ここでDOUKI選手が勝利することで欠場中のワト選手やYOH選手も刺激を受けるはずですよね。


さて、大阪大会のメインがIWGPになるのかBOSJ優勝決定戦になるのかと一時期論争がありましたが、結果的には優勝決定戦がメインとなりました。

BOSJ優勝決定戦がメインになったことはジュニア選手的には良いのかもしれませんが、これは手放しで喜べることなのか・・・と思うところがあります。

というのもNJPW WORLD認定TV選手権試合で石井選手vsジェフ・コブ選手、NEVER無差別級選手権試合で鷹木選手vsHENARE選手、IWGP世界ヘビー級選手権試合でモクスリー選手vsEVIL選手があるので・・・お客様的にはメイン前に燃え尽きて疲れている可能性が高そうだなと。

もちろんTV王座⇒NEVERの2試合が激アツな試合で客燃え尽き⇒EVIL達が試合を荒らしてもやっとさせる⇒メインでスカッと爽やかに!という最高の流れになる可能性もありますが、この場合はEVILが王座奪取している場合に限るじゃないですか。

悪さするHoTをモクスリーがキッチリ倒して盛り上がってしまうと、メイン前に燃え尽き症候群になる可能性も・・・って新日本プロレスの選手が流出したベルトを取り返せない方が正規ルートみたいな状況からして間違ってはいるのですけど、まぁでも現状はそんな感じなので(苦笑)

ただ、一番怖いのはBOSJ優勝決定戦が大爆発⇒試合後にSHO選手が乱入バッドエンド!のパターンですよね。

バッドエンドが大好きで乱入やら介入やらそんなものはプロレスの裏の華だと思っているファン歴30年を超えている私でも『流石にワンパターン過ぎ』だと思っているので・・・


弓は大きく引けば引くほど矢が強く速く遠くへ飛んでいくものではありますが、最近の新日は弓を引きすぎて切れてしまうケースもありますので。


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