7番勝負って何だったんだ

「優勝候補」というよりは「ここで結果を残さないとダメだった」であろう海野翔太&成田蓮組のリーグ敗退が決定。

加えて海野翔太選手がX(Twitter)で泣き顔のセルフィーをアップ→ゲイブが罵倒→何故か戸澤選手が『君、香ばしいね』と謎のシュートリプを送るなど一騒動に。

また、ファンからの「辞めちまえ」的なリプに「やめるよ」みたいな反応をしてしまうなど良くない空気になっています。

個人的な意見で言わせてもらいますが、そもそも海野翔太選手のSNSは昔から危険な感じがしていました。

最近の言葉で言えばメンヘラ女子感がありますし、ブロックしないといけないような頭のおかしいアンチに向かい合って傷付いてとする様子は以前からあったわけです。

ただ、これは正直に言えば「モクスリーを師匠として、ラフネック海野翔太を名乗っているのに可愛いキャラ」という作りをしているのかなと思っていましたし、個人的には海野翔太選手のルックスの良さもあってこれはアリだと思っていました。

が「どこにラフネック要素があるねん」とファンに言われていた初期、そして「海野翔太のお気持ち表明」というようなイジられ方をファンにされ始めた時は『確立できたのかな』と思っていたのですが・・・案外これはマジなのではないか?と。

考えてみると海野翔太選手はまた26歳の若者です。

いくら筋骨隆々でプロレスラーという職業であったとしても、26歳なんて今の時代なら「子供」と言われるぐらいの年齢です。

永田裕志選手のようにアンチに対して「うるせぇ!チ○ポ野郎!」なんてリプができるメンタルはないでしょうし、真面目すぎるが故にSNSに真剣に向き合いすぎてぶっ壊れてきている可能性もあるのかな・・・と思うと心配でなりません。

SNSが無い時代のレスラーの方がSNSを上手く使っているというか、あくまでもリアルとSNSに分けていると思うのです。

ただSNSがある人生からスタートしている世代のレスラーはリアルとSNSは同一な感じでしょうから、その切り分けが上手く行っていないのかもしれません。

今回に関してはゲイブがブッコミしてくれたこと、戸澤選手がシュートかましたことで逆に笑いになっている感じがある点は救われた感じもしますし「なにかの伏線」というだけの可能性も生まれた点は少し安心なのですが。

この涙を最後にヒール化、なんてことがあってもいいじゃないとか思いますけどね。

さて、Bブロックの辻陽太選手についても少々。

辻陽太・サンドカンジュニア組は現在勝ち点4で残り全勝で8。

ただランス組、タイチ組が勝ち点8なので残り全敗してもらってやっと同点。
そう考えるとほぼ確率は無しの状態でしょう。

加えて鈴木みのる・永田裕志の電撃タッグは現在1勝4敗で敗退はすでに決定。

こうなると、今年突然命名された「令和闘魂三銃士」の海野翔太、成田蓮、辻陽太は実績を作れないまま年内を終わり、ドーム大会ではダークマッチやバトルロイヤル行き?

そして、その海野翔太と成田蓮が握手してタッグ結成となるきっかけでもあった「7番勝負」で歴史的握手をした鈴木みのる・永田裕志もドーム大会ではダークマッチやバトルロイヤル、もしくは試合無し。

その7番勝負でこれまた感動のタッグ結成へと繋がったデスペラード&ワトに関しては、デスペラード選手はIWGPジュニアへの挑戦があるものの「2023ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを優勝したマスターワト」という立場なのに、ドーム大会では特にカードが無い状態。

今年の新鮮な流れ、実績、話題性、ファンを楽しませてくれたこれらの選手たちがドーム大会に出られるかどうかもわからない状態なのは辛いですね。

結局のところ、7番勝負とか令和闘魂三銃士とか感動的な握手って何だったんだろう状態ですからね...


プロレスランキング

Twitter