You Tubeでの活動でプロレスファンの注目を得て、NOAHへの活力を作ってきた拳王選手。
会場の拳王コールからも今現在のNOAHでの支持率1位は間違いなく拳王選手でしょう。
そしてその声を背にしてジェイク・リーからGHCを奪取。
これでGHC王者として団体の看板としてのYou Tube活動も更に右肩上がりになりそうです。
試合後に拳王選手は対談した中嶋勝彦選手に対して「全日本プロレスの3冠ヘビー級王座に絶景があるのか？」と「絶景」を求めて去っていた男に対してのメッセージを送りました。
これに怒っている全日本プロレスファンもいるようなのですが、別にそれは全日本プロレスを見下しているわけではないでしょう。
NOAHにプライドがあるからこその発言ですし、そもそも拳王選手が全日本プロレスに参戦した時の全日本プロレスへのリスペクトをもう忘れたのか？という感じですね。
全日本プロレスも明らかに巻き返しに入っているのですから、そこは堂々と構えてる方が「王道」らしいじゃないですか。
さて、試合後には征矢選手が出てきて挑戦表明をし「１月２日の東京・有明アリーナ」でのタイトル戦が決定。
ということは、年明けのプロレスは・・・
新日本プロレス SANADA vs 内藤哲也
NOAH 拳王vs征矢学
近年の年明けのプロレスの中でもダントツで地味なような...(笑)
まぁ、年明け早々に征矢学がGHCに挑戦をして、SANADAがIWGPの防衛戦に挑むってのは長年のプロレスファンには味があってイイですし、酒でも飲みながら感慨深く試合を見るというのも風情があるとも言えます。
ただ、地味であると同時に「似てる」感じもあるのがどうなのかなぁとも思うファンがいそうですよね。
・全日本プロレスで組んでいたSANADAと征矢
・新日本プロレスで内藤哲也とSANADAはＬ・Ｉ・Ｊのメンバーだったが今年SANADAがＬ・Ｉ・Ｊを脱退
・NOAHで拳王と征矢は金剛のメンバーだったが今年金剛が解散
これでIWGP王者が内藤哲也でイッテンヨンを迎えていたら、被り方がヤバかったですよねぇ。
