後楽園ホールにいるはずの高橋ヒロムがDDTのリングに登場。
もうね、今年の高橋ヒロム選手の活動量を見ていると「双子の兄弟がいて2人で活動しているんじゃないの?」と思われても不思議ではないですよ。
新日本プロレスに多くのジュニアを集めての大会をするという活動に加えて、その後は外へ出て行って「テメーぶっ殺してやる!」的な昔のプロレスの感じではなく「楽しもうぜ!」というノリで片っ端から団体問わずにプロレス全体を盛り上げる活動をしています。
こうなると歴代最多防衛記録など作らずとも・・・ですよ、今年のプロレスMVPなんじゃないの?って気持ちになりますよね。
デスペラード選手も固定概念を壊すような活動をしていますし、高橋ヒロム選手と今の新日本プロレスの2トップがここまで面白いことを続けているわけですから「ヘビーだから上、ジュニアはどれだけ面白くても下」という謎の価値観はマスコミも一回捨ててほしいですよねぇ。
今年はどの団体もジュニアの選手がこれまでに見せてこなかったカード、他団体との戦いなどを見せている傾向になっていますから全部ひっくるめて「ジュニアの2023年だった」と言ってしまっても過言ではないと思います。
ヘビーのレスラーの方が多いと思いますし、新日本プロレスなんて特にとんでもない選手層なのにやってることもカードも同じって状態じゃないですか。
それではそれで「安心感」というか「安定性」でいいと思いますし、ヘビーがしっかりずっとそれをこなしてくれているからジュニアが好き勝手できるという部分もあると思いますよ。
それを含めても今年の高橋ヒロム選手の活動量、これはプロレス界にとっての功績だと思います。
「一寸先はハプニング」と言わんばかりの行動をしているのは高橋ヒロム選手ですし、明るい闘魂という新しい何かを感じさせてくれていますからね。