全日本プロレス後楽園ホール大会。
タイトル戦の１つ、青柳亮生vsエル・リンダマンの試合は...リンダマンの実力勝ちと言って良い内容で王者青柳亮生が敗北。
新日本プロレスとの絡みやATで名前を顔を売った青柳亮生選手でしたが、ここへ来てまた世界ジュニアを流出させてしまいました。
ただ世界ジュニア戦線の中心人物であることには変わりないですし、岩本煌史退団後に混沌としてしまった全日ジュニアを本当に頑張って支えてくれているのはファンとして嬉しいですよね。
というかまんま岩本煌史選手のやっていた王者になる→やる相手いない→他団体選手と戦うという流れになっているわけですが、次に青柳亮生選手が世界ジュニアを取り戻した時には、ひょっこり岩本選手が外敵として狙いに来る可能性もあるのではないでしょうか？
岩本選手ももう1回世界ジュニアを取ると最多戴冠記録で渕さんに並びますし。
当時見せつけられた力の差、歴史を考えても本来なら退団したとは言っても青柳亮生選手は岩本煌史選手を引きずり出さないとダメな気もしますからねぇ。
さて、メインイベントの三冠王座戦。
試合前のVTRがとても良い内容で、前回のライジングHAYATOの時からかなりクオリティが上がっていまして（なんでこれを大会前にYouTubeにアップしないの？）今回もドキュメント映像のような内容でした。
その中で青柳優馬選手は「青柳と言えば亮生になっちゃったし」と言い、他の選手のような特徴も無いけど俺は「諦めの悪さだけは負けない」と話していました。
試合は永田裕志選手の猛攻撃が続き、腕を破壊され、強烈な蹴りを何十発も喰らい、バックドロップの連発を食らっても耐えて耐えて諦めの悪さを武器に掴んだ三冠王座。
何にしてもこれで青柳と言えば青柳亮生に戻し、全日本プロレスの象徴である宮原健斗が自由に外で戦っている中で「全日本プロレスのトップ」として青柳優馬が新しい三冠ヘビー王者の形を見せてくれることでしょう。
加えて世界タッグ王者も持っている完全無欠の王者...なのにこんなに飄々としている青柳優馬。明るい未来が少し見えてきたような気がします。
挑戦表明をしてきた大森北斗選手。
まさに全日本プロレス新時代へ。
プロレスランキング
