藤田晃生選手が外道さんから直接勝利を手にしたり、大会中に地震があったりした国立代々木競技場大会。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア決勝トーナメントは・・・
マスターワト
ティタン
が熾烈な戦いを勝ち抜いて優勝決定戦へ駒を進めることになりました。
マスターワトとマイクベイリーの試合は、マイクベイリーの破天荒な技と強烈な打撃に追い込まれていくワトが最後まで諦めずに意地で繋いだ通天閣ジャーマンで勝利。
TTDなんかもエグく入れていましたが、ワト選手は前から通天閣ジャーマンがフィニッシャーだったらもっと前に大きな結果を残していたんじゃないか?と思ってしまいますよね・・・(笑)
東京ドームでの一撃のインパクトと話題性を無視しなかったことは今どきの若者のアンテナの高さなのかな?とも思いますけど。
沢山いますからね、ファンが「どう考えてもあの繋ぎ技の方がかっこいいし凄いのに・・・」と言っていても頑なにその技の扱いを下げていく選手とかね(笑)
そして、この時点で「あぁ、これはもうデスペラードとワトのリーグ戦での再戦。Bブロック同士での優勝決定戦になるわ」と思いつつも「ここまで来たらティタンの勝ち上がりという波乱が見たいぞ!」と思いながら見ておりました。
ニ階からのダイブという命知らずなティタンの攻撃と、徹底して膝を殺していくデスペラードの戦いの終盤でティタンの状態へのフットスタンプが回避され、あの高さから飛び降りて両足着地するという100%膝に大きな負担がかかる自爆をしてしまったことで「もう勝ち目はないか」と思いました・・・が。
更に終盤でデスペラード選手も足首を痛めたのか、その時はティタン選手もでしたが二人の動きが突然急激に悪くなりグダグダな攻防になったところでデスペラード選手が場外へエスケープして足首を押さえて悶絶。
石森選手の悪夢が頭をよぎりましたが、そこからは試合がまた激しくなり最後はジャベ・インモルタルでティタン選手が勝利。
わりとこのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでは「フィニッシャーの温存」をしているような選手と「フィニッシャーに拘る」選手に分かれた印象がありますが、拘った2名が優勝決定戦で勝負することになりました。
どちらが勝っても初優勝。
どちらが勝っても時代が変わる。
マスターワトが勝利し、ついにIWGPに王手をかけるのか。
ティタンが勝利し、高橋ヒロムとの同門対決リマッチとなるのか。
決戦は明後日。