ノー・トランキーロ

DOUKI選手と内藤哲也選手のシングルマッチ。
結果は内藤哲也選手の完勝だったとは思いますが、こういうレアなカードでのシングルマッチを実現してくれた二人と新日本プロレスに感謝ですね...

さて気になるのが試合後の内藤哲也選手のコメント。

「DOUKI、ノー・トランキーロ。あまり時間があるか分からないんでね。焦った方がいいぜ。」

色々な意味が思い浮かぶ言葉ですが、現実的に考えれば内藤哲也選手のコンディション部分での問題が一番なのかなと思います。

「退団するから」とか「他団体に暫く参戦するから」とかそういうことではなく。

大怪我を除いて休まないことが内藤哲也選手のポリシーなのはわかりますが、そこで蓄積されているダメージ。特にやはり膝でしょうか。

内藤哲也が一線で戦える時間というのはファンが思っているより短いのかもしれません。

何ならこういう言葉が出る時点で内藤哲也選手自身もトランキーロではいられない状態なのかなと思いますし、東京ドームでの大合唱を実現するには後1年2年...ぐらいしかないかもしれませんよね。

さて、この試合ではライガーさんがDOUKI選手を酷評していました。
これはデスペラード選手も気を使って「ライガーさんがそういうのも仕方ないけど...」という感じでしたね。

でも、思い返すと獣神サンダーライガーと言えば対橋本真也戦でとんでもない名勝負を生み出し、実際に「ライガーが勝つかも!?」というシーンを何回も作ったことは事実で、僕も子供の頃にあの試合を見てライガーをより好きになり、憧れた思い出があるんですけど・・・

それ以外でヘビー級に勝ったこともありますけど、わりと対ヘビー級だとお尻ペンペンして逃げたりとかコメディプロレスしてましたけどね(笑)

で、そんなライガー選手が「もっとガンガン行かないと、内藤に勝つ気あるのかよ!」とピリピリしている時に起こったシーンにハラハラしませんでした?

そのシーンとはDOUKI選手がイタリアンストレッチNo.32を決めてからデイブレイクを決めたあのシーンです。

イタリアンストレッチNo.32をロープブレイクした瞬間を0としましょう。

この時にはライガーさんは「ガンガン行けやコラ!」的なピリピリモードの流れの中にいます。

そして、DOUKI選手がデイブレイクを狙うためにエプロンに出たのが0の時点から30秒後。

ここから、内藤選手が全然起き上がらず・・・デイブレイクが決まるまでに要した時間が約40秒。

20秒ぐらいでライガーさんがブチ切れるんじゃないかと思ってハラハラしていたら「この間ですよね~」と何か内藤選手を褒めている感じに(笑)

デスペラード選手も「今さら手を変えるのも間が悪くなるし...」と口にしたのは、ライガーさんがまた何か言わないか心配だったからのフォローに聞こえましたよねぇ。

ただ、この試合を全編通して「DOUKI全然ダメだな!」って思って見ていたファンの人っています?どうですかね?僕はDOUKI選手っていい選手だな~カッコイイな~って思ってみてましたから、あんなダメ出しされる試合かな?って。

デスペラード選手が「ライガーさんは愛があって言ってくれてるけど」とフォローしていましたけど。


ファンからすると、一番「ん?」となったのはやっぱりイタリアンストレッチNo.32の解除からデイブレイクまでに1分10秒もかかっているという近代プロレスで中々お目にかかれない間延びの部分だったと思うんですよ。

「DOUKI!内藤起きてこないからリングに戻って引きずり起こせ!」とか思いませんでした?

でもあのシーンだけライガーさんは「内藤の間ですよね~」的でポジティブ寄りの口調と言葉だったので、やっぱりファンとレスラーでは見る目が違うのでしょうか。

デスペラード選手がフォローしたということは「間延びしてるなぁ」とデスペラード選手は思ったんでしょうけどねぇ...

何だか1ファンとして考えさせられるシーンだったんですけど、同じようなファンの人は沢山いたと思うんだよなぁ。

最終的には「俺たちはプロなんだから!」と言葉を強めたライガーさん。

DOUKI選手はプロとしてダメだったというようにも聞こえましたが、うーん。

内藤選手がSANADA選手の言葉を使ったことによって「帰れコール」も起きましたが、何か悲惨過ぎるなと、DOUKI選手。


~ここまで書いてSNSで「ライガー DOUKI」で検索してみた~


ライガーさんへの賛同意見が多かったですわ(笑)

そっかぁ、ファンの皆さんは厳しいですねぇ。

そんなにボロクソにファンからも言われるような試合だったということですかぁ。

速く動けとか間が悪いとか・・・言われたい放題ですなぁ。

でも対ヘビー級、体格差と重さがあるからジュニアの選手はスピードとテクニックで撹乱するけど1発食らったらそう簡単にポンポン動けないって部分がプロレスの階級差のある試合の当たり前だし、それも含めて見どころな気がするんですけどねぇ。


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