行き先はそっちだった

新日本プロレス追放、日本追放ということでファンの前から姿を消したジェイ・ホワイトでしたがWWEではなくAEWに電撃登場としてジュース・ロビンソンと合体。

遠い存在になってしまっての大活躍も見てみたかったですが、AEWであれば距離感的に新日本プロレスとの絡みが今後ある可能性は普通にありますので、日本のファンの人はホッとしたのではないでしょうか。

新日本プロレス追放マッチがあるなら「新日本プロレス加入マッチ」が
日本追放マッチがあるなら「日本入国OKマッチが、それぞれあってもいいわけですからね(笑)

まぁでもシンプルに考えれ新日本プロレスにいない損失は大きいですよ。

まだ30歳ですよ。
20代の頃から老獪な戦いもできましたし、新日本プロレスで誰も明確にやりたがらないヒールのトップをやり通して、常に話題の中心にもいてくれた存在。

IWGP王者、IC王者、US王者、NEVER王者の実績を持ち「誰がジェイ・ホワイトを殺るんだ」という世界観を見事に作り上げてきたわけですよ。

ここ数年の新日本プロレスで王者を取り囲むためにユニット関係なく色々な選手がリングに上がり包囲網を見せるなんてあんな熱いシーンを作れたのもジェイ・ホワイトだけでしょう?

オカダカズチカに対してはそういう構図にならないんですから。
それはオカダカズチカが悪のトップじゃないからですよね。
正当な王者の前には列を作るものなんです、だけど悪たる王者に対しては周りを囲むんです。

その周りを囲むという構図になると更にその存在の大きさが伝わるわけじゃないですか?

それを20代でやっていたんですよ、ジェイ・ホワイトは。


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