棚橋弘至選手「俺自信が変化します」|新日本プロレスを背負い続けたエース、照らし続けた太陽にそろそろ100年に1年の自由を
エースでも太陽でもなく

間違いなく新日本プロレスを立て直した一番の貢献者は棚橋弘至選手です。
どんなに辛い時も愛を叫び続け、飛び続け、そして新日本プロレスを復活させました。

でも、飛び続けているのに自由な翼ははえていなかった。
どう見ても会社のため、新日本プロレスの為、他の選手のため、ファンの為に飛んできた棚橋弘至というレスラーですが・・・そろそろ、自由に飛べる翼を持っていいのではないか。

棚橋「なんか、もどかしいっちゅうか……現状をね、やっぱり変えていきたい。それはもう、プロレス界の状況もそうだし、盛り上がりもそうだし。何といっても自分のポジション(を変えたい)……それがいま1番のモチベーションかな。プロレス界を変えるためには、まず自分が変わんないと。俺自身が変化します」

https://www.njpw.co.jp/card_result/414336

棚橋弘至という偉大なレスラーのポジション。
今でもエースであり太陽であるのですが、序列という意味でのポジションでは下がっています。
それを全て変えるための変化...これは本当に今棚橋選手が一番やりたいことが答えになると思いますし、それを臆せずに見せてほしいですよね。

それがコミカルであろうがヒールであろうが、何だって良いと思うのです。

新日本プロレスを支える一番太い柱だった棚橋弘至選手。
でも今はこの柱が歪もうが細くなろうが尖ろうが、何なら長さが足りていなくたって新日本プロレスという家が崩れることはないぐらい他の選手も大きな柱になっているわけですから。

でも、キャリアの最後は「エース・太陽、棚橋弘至」で終わってほしいじゃないですか?

それなら、そろそろこれから数年を「これまで雁字搦めの中で飛んできたことへのボーナスタイム」としての棚橋弘至をやれる時間にしてほしいですね...

もちろん、新日本プロレス全体のお兄さんとしての方向で暖かく見守るのも1つの道だとは思うのですが、そうなると結局「真壁刀義と棚橋弘至は何となくフェードアウトして行ったなぁ」という寂しい状況になるじゃないですか。

「棚橋弘至にはなれなかった」という選手しかいない中で、もう1段階「あ、やっぱり棚橋弘至にはなれなかった」と他選手が絶望するほどの変化も見てみたいんですよ。

黒い太陽が昇るとかね。

いいじゃないですか、100年に1年の自由みたいな世界があっても。


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