新日本プロレスワールドの4月配信が少ないなぁとツイートしている人がいました。
確かにまぁ少なくは感じますね。後藤洋央紀デビュー20周年記念大会も配信予定が無いですし、Road to レスリングどんたく 2023の開幕直後の大会も配信はなさそうです。
というよりは「両国国技館大会の配信がCS独占」の上に翌週PPVもあるというところや、先日の新日ちゃんぴおんも「入場曲編はテラサで」でしたっけ？そういうことで少し不満が増えてきているのだろうなと。
ただ、私個人的にはこれでいいのかなと思うんですよ。
巡業中は低価格で、結論が見たいなら課金というのも悪いことではないと思いますし、買う人がいてくれるならやるべきでしょう。
加えて地方大会の配信が減るのも新鮮さがあっていいと思うんですね。
私だと小学生の頃に、深夜のワールドプロレスリングを見るしか映像配信はなかったわけですよ。
もう30年前になりますが、名古屋はね・・・東京より3～4週遅れた内容だったりするんです。
そういうのを週に1回、数試合見るだけですから刺激があるんですよ。
そしてプロレス会場に行けばもうそこはTVの中の世界でね・・・もちろん中継が遅い地域に住んでいると「あれ？ベルト移動したんだ？」とかネタバレになっちゃうこともありましたけど。
中学からは東スポと週プロとゴングで情報を得てですよ「何だこの新技！？早く見てみたい！」とか思って日々を過ごすわけです。
でも、今ってプロレスが凄く手軽に沢山リアルタイムで見られるじゃないですか？
すると、地方大会まで多く中継すると「同じカードで同じ試合内容」を毎日見るケースもありますし「この選手このシリーズ全部オカダのレインメーカーで負けてるやん」とかね、同じものを食わされて鮮度が落ちていくというのは良くないと思うんですよ。
昔ならもっと時間をかけてできたことが、今だとファンが飽きてしまって速いテンポでの物語の進行を求めてしまいますから・・・
新日本プロレスワールドが出来た時に危惧したことが今まさに現実になっていますので、配信数はある程度抑えた方が良いと思いますね。
命がけで戦うレスラーからしてもですよ、地方大会３試合ぐらい中継が続いて「飽きた」とか思われたくないじゃないですか。
言ってもそんな地方大会の数百人の会場で大きな動きなんて起こせないですし（苦笑）
田舎で３５０人超満員の会場にこっそりクリス・ジェリコが客席に潜んでいて内藤を襲撃とか、そんな夢みたいな事件は起こらないわけですよ。
なので淡々とプロのレスリングをPCやテレビで毎日見る、なんて状態になるシリーズ途中の地方大会などは放送しなくてもいいと思うのです。
それはもう現地の人が迫力を楽しむとか、現地の人だけのものにするほうがよくないですか？
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