ニュージャパンカップを経てあっという間に始まったRoad to SAKURA GENESIS 2023。
このシリーズのメインテーマはオカダ・カズチカvsSANADAですが、この結果次第では新しい景色が新日本プロレスに見えてくるかもしれません。
さて、本日後楽園ホール大会のメインはKOPW2023争奪戦。
時間無制限で行われる「アルティメット・トライアドマッチ」
王者鷹木信悟から挑戦者アーロン・ヘナーレがベルトを奪えば、こちらもまた新しい景色が生まれるかもしれません。
勢いのあるヘナーレ選手はまだ30歳という若さですが、ここで一発タイトルを獲ることができれば他の同世代や後輩にも大きな刺激を与えることになるので活性化しそうですよね。
「アルティメット・トライアドマッチ」は特殊なルールで行われます。
【試合のルール】
・時間無制限勝負
・場外カウント無し
・反則裁定無し
【勝敗のルール】
3カウントフォール
ギブアップ
10カウントダウン(ノックアウト)
3つを奪った方が勝利。
場外カウントが無しで反則裁定も無しということで、ストリートファイトマッチのような感じですね。
加えて、3カウント勝利・ギブアップ・ダウン勝利の全てを取らないといけないので、実質的には三本勝負のような感じです。
盛り上がる順番は当然「3カウントorギブアップ」からの最後に「ノックアウト」ですが、冷静に考えてしまうとノックアウトを取ってからすぐフォールして3カウントを取って、その状態で抵抗できない相手に完璧な関節技をかけてギブアップを取るのが一番かと思いますが(笑)
個人的にはヘナーレ選手が奪取→翌日タッグで石井選手と組まれている→また男臭いKOPWへと行ってほしいなぁ。
この試合の2つ前に、いよいよボルチンオレッグのデビュー戦が組まれました。
東京ドーム大会ではエキシビションマッチとして大岩陵平 VS ボルチン・オレッグが組まれ、レスリングテクニックやスピード、高速の投げなどで話題になりましたね。
レスリング世界選手権5位、身長185~6センチで120キロ前後
化け物級しかいない世界での実力者ですから、新日本プロレスの中でのトップまで一気に駆け上がる可能性もありますね。
今回は田口隆祐・海野翔太をパートナーにし、藤田晃生・ロビーイールグス・ザックセイバージュニアとの対戦になりますが、田口監督が監督的になるのかそれともいつものままなのか凄く気になりますね(笑)
個人的にはデビュー戦で教育する立場でいてほしいというか...
ここで全力のコミカルプロレスを繰り広げるとレスリング上がりの新人選手はパニックになる可能性もありますからね。
まぁ恐らく藤田選手がバチバチに行ってくれるでしょうし、ザックの関節地獄も味わえるでしょうから凄く面白い試合になる期待感の方が高いですけどね。
ボルチンオレッグ選手は翌日のカードが無い為、ここで今ある全てを見せてほしいですね。