海野翔太がザック・セイバー・ジュニアを乗り越えて準々決勝へ

激闘が続くニュージャパンカップ。
新日本プロレス希望の星である海野翔太は１回戦シードのザック・セイバー・ジュニアとの対戦を制して準々決勝への進出を掴みました。

もう押しも押されもせぬ新日本プロレスのTOP選手であるザック・セイバー・ジュニアに対してテクニックでも張り合いながら最後はデスライダーで勝利。

この試合までに吸収したことを武器にしつつも、最後は海野翔太らしさへのシフトをしていくという戦い方になりましたが、こういう試合のほうが海野翔太選手は魅力的ですね。

序盤から技を重ねていくよりも、じっくりしたところからの戦いを進めていく新日本プロレスらしさが似合う系譜の選手といいましょうか。
見た目は派手でも試合は実はそこまで派手ではなく正統派な新日本プロレスの戦いというスタイルこそ新日のエース的でもありますからね。

次戦はグレート-O-カーンを倒したデビッド・フィンレーとの試合になりますが、どちらもこれからの新日本プロレスのトップ戦線に出ていくべき選手だと考えると勝つか負けるかの価値がとても大きいのではないかと思います。

右の山の準決勝は海野翔太vs後藤洋央紀orタマ・トンガ、デビッド・フィンレーvs後藤洋央紀orタマ・トンガとなるわけですが、海野翔太が上がるのであればぜひ後藤洋央紀との試合が見たいです。

純正な混ざりっけ無しの新日本プロレスのレスラーである後藤洋央紀と、必ずどこかで越えなくてはならない海野翔太の試合は重要ですからね。

加えて海野翔太はタッグマッチとは言え棚橋弘至・オカダカズチカと戦ったばかりですから、勝つにしても負けるにしても重要なカードになると思います。

フィンレーが上がる場合にはタマ・トンガの方がしっくり来ますが、比較的どの組み合わせになっても新鮮で面白そうですけどね。